2026/27シーズンの明治安田J1リーグが開幕してもうすぐ3カ月。各クラブで新戦力の台頭や激しいポジション争いが繰り広げられる一方、思うように出場機会を得られていない選手もいる。そこで今回は、今季の新戦力で、ここまで出場時間が伸び悩んでいる選手たちを紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。データは10/23時点。[2/5ページ]
MF:オリオール・ロメウ
生年月日:1991年9月24日(35歳)
所属クラブ:アビスパ福岡
今季リーグ戦成績:1試合0ゴール0アシスト
【元バルセロナの現在地】
J1の新加入選手のなかでも屈指の経歴を持ちながら、出番に恵まれていないのがアビスパ福岡のオリオール・ロメウだ。
バルセロナの下部組織「ラ・マシア」出身で、チェルシーやサウサンプトン、ジローナ、バルセロナなどでプレーした。
スペインの年代別代表でも活躍し、2012年のロンドンオリンピック(ロンドン五輪)に出場。A代表経験もある実力者だ。
ジローナが躍進した2022/23シーズンの活躍が評価され、翌23/24シーズンはバルセロナへ復帰している。
そんな世界のトップレベルを経験した一流選手が今年夏に加入したことで、福岡サポーターの期待は高まった。
【天皇杯では先発も】
しかし、明治安田J1リーグの出場は、9月19日の第8節サンフレッチェ広島戦で82分から入った8分間だけだ。第9節以降はベンチ入りメンバーから外れている。
天皇杯では2回先発したが、10月7日の横浜FC戦は0−1で敗れ、チームの敗退が決定。起用法をみても、ロメウのコンディションが万全ではないことは明らかと言える。
ロメウは2024/25シーズン終了後、バルセロナとの契約が満了。2025年11月、古巣のサウサンプトンと契約した。このシーズンの公式戦出場がわずか131分間だったことを考えると、調子を上げるためにある程度の時間が必要になることはクラブとしても覚悟していたかもしれない。

