9月・10月シリーズに臨むサッカー日本代表のメンバーが17日に発表される。その中で、GKは一つの注目ポイントになるかもしれない。鈴木彩艶は新天地で引き続き活躍しているものの、大迫敬介はここまでリーグ戦1試合の出場。早川友基は明らかにパフォーマンスレベルを落としている。その大迫と早川が外れた場合、代わりに招集されるのは誰なのか。今回は、鈴木のサブとして選出が期待されるGK5人をピックアップした。[1/5ページ]
谷晃生(たに・こうせい)
生年月日:2000年11月22日
所属クラブ:FC町田ゼルビア
2026/27リーグ戦成績:7試合6失点
日本代表通算成績:3試合1失点
【気づけば1年以上も招集されず】
2026/27シーズンの明治安田J1リーグにおいて、安定した強さを誇るのがFC町田ゼルビアだ。ここまで7試合を消化して5勝2分の無敗。並み居るライバルたちを抑えて、堂々の首位に立っている。
そんな町田で活躍する多くの選手は、9月・10月シリーズに臨む日本代表メンバー選考にも絡んでくるだろう。その中の一人に、谷晃生がいるはずだ。
谷は東京五輪で正守護神を務め、日本代表を4位に導いた。その後、A代表にも定着したが、2023シーズンに復帰したガンバ大阪で目立った活躍ができず、同年夏に移籍したベルギーのデンデルでもあまり試合に絡めなかった。
2024年より所属する町田ではゴールマウスを守り続けているが、近年は失点に直結するようなミスも目立っており、なかなかアピールできず。その間に鈴木彩艶や早川友基がメキメキと台頭したことで、2025年6月を最後に、日本代表には選ばれなくなった。
だが、その早川がパフォーマンスを落としている現在は、日本代表復帰へのチャンスと見て良さそうだ。
【JリーグNo.1のスタッツとは?】
今季のJ1におけるセーブ率はそこまで目立っていない。町田はここまでリーグ2番目に少ない失点数を誇るなど守備陣が強固で、そもそもシュートチャンスをあまり与えていないことが要因だろう。
しかし、いざという時の対応力はさすがだ。5-1で勝利した第1節のFC東京戦では、マルセロ・ヒアンとの1対1を冷静にストップ。ぎりぎりまで相手の様子をうかがい、シュートモーションに入ったところで体を大きく広げる、判断力が光ったスーパーセーブだった。
また、ここまでのクロスキャッチ率は36.8%で、リーグ1位(『Jリーグ』公式サイトを参照)。190cmの長身を活かし、安定した処理を行えていることがわかる。
準優勝に終わったAFCチャンピオンズリーグ・エリートでは大会最優秀GKにも選出された谷。日本代表定着へ、再び道を切り拓くことができるだろうか。

