
日本代表市場価値ランキング【写真:Getty Images】
17日、9月と10月の代表ウィークに向けた日本代表メンバーが発表され、総勢31人の選手が招集された。今回の代表ウィークはで4試合が連続で行われるため、より多くの選手が起用されることだろう。そんな日本代表選手の中で、最も市場価値が高い選手はだれなのか。今回は日本代表の市場価値ランキングを作成し、1位から10位まで紹介していく。(市場価値、成績は『transfermarkt』参照、9月18日現在)[1/5ページ]
5位:上田綺世(うえだ・あやせ)

LOSCリール所属の上田綺世【写真:Getty Images】
生年月日:1998年8月28日
所属クラブ:LOSCリール(フランス)
現在の市場価値:2000万ユーロ(約36億円)
通算代表成績:43試合18ゴール4アシスト
【オランダの得点王】
日本代表市場価値ランキング5位は上田綺世だ。同選手の市場価値は2000万ユーロ(約36億円)を記録している。
セルクル・ブルッヘでシーズン22ゴールをマークし、初の欧州で好成績を残した上田。この活躍が評価され、2023年夏にフェイエノールトへと加入している。
オランダの名門でさらなる飛躍を誓った同選手だったが、当時在籍していたサンティアゴ・ヒメネスがクラブのエースとして君臨しており、上田の出番は限られていた。少ない出場機会でなかなか結果を出せず2シーズンが経過。25/26シーズンは勝負の年となった。
勝負の3年目、上田はロビン・ファン・ペルシー監督の信頼を掴みリーグ戦25ゴールと覚醒する。もともと得意としていた裏への抜け出しに加え、欧州のDF相手と競り合う中で、猛烈なプレスに耐えうるポストプレーも養っていった。
プレーの幅を増やし、日本代表GKの鈴木彩艶が一番と称賛するほどのシュートの威力でゴールを奪う。エールディビジ得点王となった上田は、ストライカーとして1つ上のステージに上がったといえるだろう。
【フランスのレジェンドとの共演も】
FIFAワールドカップ2026(W杯北中米大会)でも、チュニジア戦での衝撃ミドルや、長い滞空時間からのヘディング弾でその価値を証明。フィルジル・ファン・ダイクやガブリエウ・マガリャンイスなど、世界屈指のDF相手にも一歩も引かず競り合い、存在感を示した。
この活躍もあり、今夏の移籍が有力とされていたが、具体的な移籍話は出ないままエールディビジが開幕。今季も同クラブに残留すると多くの人が考えたはずだ。
しかし、3試合連続ゴールを記録した第4節後、事態は急変する。移籍市場終了間際の8月31日、リールが上田の獲得で合意に達したことを発表。今夏退団したマティアス・フェルナンデス=パルドの後釜として加入すると、すでに3試合に出場し、デビュー戦ではリーグ戦初ゴールを記録している。
すでに結果を残した同選手だが、リーグ・アンという高レベルな環境でプレーすること以外にも、リールに在籍することで多くの収穫がありそうだ。
その一つが、フランスのレジェンドであるオリヴィエ・ジルーの存在。味方を使うことも使われることもできる万能型センターフォワード(CF)で、アーセナルやミランなどで長らく活躍してきたCFのスペシャリストだ。
9月末に40歳を迎える大ベテランから学ぶことは多いはず。フランスの地で上田綺世はさらに進化するだろう。