サッカー日本代表は1日、キリンカップサッカー2026でエクアドル代表と対戦し、90分間を0-0で終え、PK戦の末に勝利した。この一戦について、現役時代に横浜F・マリノスや川崎フロンターレでプレーし、現在は解説者として活躍する元プロサッカー選手の田中裕介氏に話を聞いた。(語り手:田中裕介)[1/6ページ]
瀬古歩夢は「精神的なところが…」
――日本代表のスタメンが発表されました。FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に出場した選手が中心となっています。
「そうですね。基本的にW杯のメンバーが中心となっています。注目は今回初招集の谷村(海那)が初先発。横浜での試合という事もあり、盛り上がりそうですね」
――その谷村の強みなどはどう見ていますか。
「身体の強さを活かしたポストワークで味方を活かせる事、そしてクロスに対して合わせる技術が高く、今シーズンは好調で得点も多く奪っていますね」
――そして瀬古歩夢が3試合連続で先発です。直近の活躍ぶりはいかがですか。
「瀬古は自信を持ってプレーしています。昨シーズンから在籍している、リーグ・アンのル・アーヴルでも開幕戦から不動の存在。フランスで日頃から屈強な相手とリーグ戦を闘っているので、強さや逞さ、鋭さが増していますよね」
――W杯前は批判されることも多かったですが、見事に自らの力で証明しましたよね。
「そうですね。元々能力は高い選手なので、精神的なところが大きいのではないでしょうか。継続して起用される事で落ち着きを感じるプレーが増えました」
――エクアドルの印象はどうでしょうか。
「エクアドルは南米でも屈指の実力を持っているチームで、特に守備が強いイメージです。そして全体的に足が速い選手が多いです」
――守備からのカウンターに注意というところでしょうか。
「カウンターには注意が必要ですし、個人能力も高いので、ボールを持たれた時も、とくに1-1の状況で慎重な対応が必要になります」

