延期を希望していたユヴェントス【写真:goal.com】
ユヴェントスは11日、チャンピオンズリーグ(CL)・グループB最終節でガラタサライと対戦し、0ー1でアウェーゲームを落とした。決勝トーナメント進出を逃したアントニオ・コンテ監督は、劣悪なコンディションで試合が行われたことに不満が残っている。
この試合は10日にキックオフされたが、悪天候で31分に中断された。UEFAはその後、翌日に開催することを決断。雪の影響でピッチコンディションは十分ではない状況の中での試合は、終盤のゴールでガラタサライに軍配があがり、両チームの順位が入れ替わった。
ガラタサライよりもピッチコンディションに悩まされていた様子のユヴェントス。コンテ監督は試合の延期が望みだったようだ。試合後の指揮官のコメントを、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
「我々は試合の延期を試みた。UEFAと会議をして、我々は試合をすることの危険性を説いた。しかし、聞き入れてもらえなかったよ。審判は昨日、危ないから中断すると言った。なら、今日は危険じゃなかったのか? こんなのサッカーじゃない」
「(相手FWディディエ・)ドログバは私に言ったよ、『どっちのチームにとっても同じことですよ』とね。それは違う。もしサッカーができていたら、結末がどうなっていたかは分からない」
終盤の失点にも触れた。
「3対3の状況だった。それから(ヴェスレイ・)スナイデルが見事だったよ。我々のシュートが3本しかなかった? それはピッチのせいだ」