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Jリーグ 7年前

湘南、主軸3人抜かれ再びJ2へ。スタイル貫くも“個の力”の差に限界【2016年Jリーグ通信簿】

今シーズンのJ1も全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを送ったのだろうか。今回は、年間勝ち点17位でJ2降格となった湘南ベルマーレを振り返る。

シリーズ:2016年Jリーグ通信簿 text by 編集部 photo by Getty Images , Editorial Staff

主軸の3人が移籍。J1で実績のある選手の獲得はできず

チョウ・キジェ
湘南ベルマーレのチョウ・キジェ監督【写真:Getty Images】

 遠藤航が浦和、永木亮太が鹿島、秋元陽太はFC東京へと移籍。J1残留の軸となったセンターライン3選手を引き抜かれた今季の湘南ベルマーレ。その穴を埋めるべく補強した選手は、村山智彦やパウリーニョなどJ2での実績のみの選手や岡本拓也らの期限付き移籍に留まり、J1での実績を持つ選手を獲得することはできなかった。

 チョウ・キジェ監督の留任は大きかったが、センターライン3選手を引き抜かれてしまっては、最大の目標はJ1残留となる。しかし、シーズンを通しての戦いを見ると、それもかなり高いハードルだったと言えるだろう。

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