フットボールチャンネル

浦和がFC東京下し首位に浮上、鹿島が2位に。大宮は開幕からの6連敗をストップ

text by 編集部 photo by Getty Images

浦和レッズ
FC東京を下した浦和レッズ【写真:Getty Images for DAZN】

 16日、明治安田生命J1リーグ第7節の9試合が各地で開催された。

 前節まで首位に立っていたヴィッセル神戸はホームで柏レイソルと対戦。1-1で迎えた終盤にDF岩波拓也の退場で10人となった神戸は、アディショナルタイムの90+2分に柏のFW大津祐樹にゴールを奪われ今季2敗目を喫した。

 FC東京とアウェイで対戦した浦和レッズは、FW興梠慎三が得点ランク単独首位に立つ今季6点目を記録して前半に先制し、そのまま1-0で勝利を収めた。勝ち点を16に伸ばした浦和は神戸を上回り、今季初の首位浮上を果たしている。

 3年ぶりの大阪ダービーとなったセレッソ大阪対ガンバ大阪戦は、4万2000人以上の大観衆を集めて行われた。後半に入りDF藤春廣輝のゴールでG大阪が先制したあと、C大阪はFW杉本健勇の2ゴールで逆転に成功したが、最後は後半アディショナルタイムにMF倉田秋が同点ゴール。熱戦のダービーは2-2のドローに終わった。

 ジュビロ磐田対サガン鳥栖戦は88分にFW豊田陽平が決めてアウェイの鳥栖が先制。だが磐田はその直後にMFアダイウトンのゴールで同点とすると、90+4分にはMFムサエフが逆転のゴール。終了間際に目まぐるしく動いた試合を逆転で制した。

 アルビレックス新潟はアウェイでヴァンフォーレ甲府に2-0の勝利を収めて今季初白星。前節まで開幕6連敗だった最下位の大宮アルディージャは、清水エスパルスと1-1で引き分けて今季初の勝ち点を獲得した。北海道コンサドーレ札幌と川崎フロンターレも1-1でドロー。サンフレッチェ広島対横浜F・マリノス戦は、開始直後にDF中澤佑二の奪った1点により横浜FMが勝利を収めている。

 19時から行われた今節最後の試合ではベガルタ仙台と鹿島アントラーズが対戦。鹿島のGK曽ヶ端準とMF小笠原満男はともにJ1通算500試合出場を達成した。試合は前半のうちに鹿島が3点を奪って仙台をリード。後半には仙台がFWクリスランの初ゴールで1点を返したが、鹿島も終了間際にFWペドロ・ジュニオールの加入後初ゴールで突き放した。

 この結果、鹿島は神戸を得失点差で上回り、浦和に次ぐ2位に浮上している。第7節の全9試合の結果は以下の通り。

甲府 0-2 新潟
清水 1-1 大宮
札幌 1-1 川崎F
FC東京 0-1 浦和
C大阪 2-2 G大阪
磐田 2-1 鳥栖
神戸 1-2 柏
広島 0-1 横浜FM
仙台 1-4 鹿島

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top