波乱が続くワールドカップ。ドイツもアルゼンチンもブラジルもベスト4に届かず【写真:Getty Images】
現地時間6日に行われたロシアワールドカップ準々決勝で、ブラジルはベルギーに1-2で敗れた。ブラジル、アルゼンチン、ドイツ(西ドイツを含む)のうち1チームもベスト4にいないのは、ワールドカップ史上初めてのことだ。
グループリーグから波乱が続いているロシアワールドカップ。前大会王者のドイツはベスト16に残れず、アルゼンチンは決勝トーナメント1回戦で敗退した。そして6日、歴代最多5度の優勝を誇る王国ブラジルも姿を消している。
これにより、ベスト4の「常連国」が全て敗退となった。
また、ブラジルとウルグアイが敗退したことで、ワールドカップ複数回優勝国が全て消えたことにもなる。ドイツと同じく4度の優勝経験があるイタリアは欧州予選を突破できず。2度の優勝経験があるアルゼンチンとウルグアイが消えた。
過去に優勝経験がある国で残っているのは、現地時間7日にスウェーデンとの準々決勝を控えるイングランドと、ウルグアイに快勝してベスト4入りを決めているフランスのみだ。
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