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2021年若手ベストイレブン。本当に21歳以下?クラブ、代表でも主軸を担う期待の逸材たち

シリーズ:2021年ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images

パンデミックにより延期を余儀なくされた東京五輪(東京オリンピック)、ユーロ(欧州選手権)、コパ・アメリカ(南米選手権)が行われた2021年も幕を閉じた。今回は、2021年を彩った選手の中から、21歳以下の選手限定のベストイレブンを選定した。(成績は2021年12月30日時点)


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【写真:Getty Images】

アーリング・ブラウト・ハーランド(ノルウェー代表)
所属クラブ:ドルトムント
生年月日:2000年7月21日(21歳)
リーグ戦成績:30試合30得点11アシスト
ノルウェー代表成績:15試合12得点1アシスト


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 アーリング・ブラウト・ハーランドは21歳にして世界最高峰のストライカーである。破壊力抜群の左足のシュートを武器に2020/21シーズンは公式戦41試合で41得点14アシスト、2021/22シーズンは前半戦終了時点で16試合19得点9アシストと驚異的なペースで得点を量産し続けている。

 バイエルンのロベルト・レヴァンドフスキが2021年に世界で最もゴールを決めた選手ということもあり、リーグ得点王のタイトル獲得には至らなかったが、ハーランドもスランプに陥ることなく、安定したパフォーマンスを披露し続けている。自分がどのようにプレーしたらゴールを決めることができるのかということをわかっている選手であり、まだ21歳ということを考えると…、末恐ろし過ぎる存在だ。

ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(セルビア代表)
所属クラブ:フィオレンティーナ
生年月日:2000年1月28日(21歳)
リーグ戦成績:44試合33得点5アシスト
セルビア代表成績:14試合7得点3アシスト

 2021/22シーズン、前半戦終了時点で16ゴールを決め、得点ランキングのトップに立っているのがフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホヴィッチだ。昨季、21ゴールを決めて一躍注目を集めたヴラホヴィッチは、今季はそれを大幅に上回るペースで得点を量産している。

 2021年はセルビア代表でも定位置を掴んだ年でもあり、3月から行われたカタールワールドカップ予選では全8試合に出場。チーム2位となる4ゴールを決めた。ヴラホヴィッチの活躍もあってセルビア代表は同組のライバル、ポルトガルを勝ち点3差で上回り、2大会連続でのワールドカップ出場を決めている。

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