サッカー U-17アジアカップ 最新ニュース

【写真:Getty Images】
疑惑の失点?
サッカーU-17北朝鮮代表は14日、AFC U-17アジアカップサウジアラビア2025の準々決勝でU-17インドネシア代表と対戦する。インドネシアメディア『スアラドットコム』は12日、北朝鮮がU-17韓国代表との対戦を避けるために、グループリーグ最終節で意図的に失点したのではないかと報じた。
北朝鮮は、グループD最終節でU-17オマーン代表と対戦。後半アディショナルタイムに失点したことで、2-2の引き分けに終わった。この結果、北朝鮮はグループDを勝点5の2位で突破している。
同メディアは、「北朝鮮は土壇場で失点。意図的にインドネシアと対戦したかったのだろうか」と前置きし、「北朝鮮が2-2で引き分けた結果、イランに勝利したタジキスタンがグループ首位となった。興味深いことに、北朝鮮とオマーンとの試合では、試合終了間際にゴールが生まれている。この失点によって、韓国と戦うことを避けたのだ」と、意図的な失点で、韓国との対戦を回避したのではないかと指摘した。
インドネシアメディアの報道に、韓国メディア『xportsnews』も反応。同メディアは14日に、「(インドネシアメディアが)北朝鮮が韓国とベスト8で衝突することを避けるためにグループリーグ最終節で故意に失点を許した可能性があると陰謀論を提起した」と述べた上で、次のように言及している。
「もし北朝鮮が追加点を許さなければ、2-1で勝利した。その場合、勝点7でグループD首位となり、決勝トーナメントで韓国、日本を相手にしなければいけない。これを踏まえて、インドネシアは『後半アディショナルタイムに失点を許し、北朝鮮が韓国との対戦を避けたのだ』と主張した」
D組を2位で通過した北朝鮮は、準々決勝でグループリーグで韓国を破ったインドネシアと対戦。仮に勝ち抜いた場合、U-17ウズベキスタン代表とU-17 UAE代表のいずれかと準々決勝で激突する。