アジアサッカー・AFCチャンピオンズリーグ(ACL) 最新ニュース
マティアス・ヤイスレ監督が川崎フロンターレについて言及
アル・アハリ・サウジは現地時間3日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)決勝で川崎フロンターレと対戦。2-0で下し、初のアジア制覇に輝いた。試合後、マティアス・ヤイスレ監督は、川崎について「組織的によく整備されていた」と話した上で、「勝利に値した」と試合を振りかえった。AFC公式サイトが4日に伝えている。
本拠地キング・アブドゥラー・スポーツシティ・スタジアムでのファイナルということもあり、ホームの大声援を受けたアル・アハリ。35分にガレーノの見事なコントロールシュートから先制すると、42分にはフランク・ケシエが頭でネットを揺らし、2点のリードを得て、前半を折り返す。後半には川崎にゴールを脅かされるシーンを作られたものの、無失点で抑え、2-0で勝ち切った。2023年夏にアル・アハリの指揮官に就任した指揮官は、見事にビックネームをまとめあげ、クラブに初のアジアのタイトルをもたらした。
試合後、21/22シーズンにはレッドブル・ザルツブルクをUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)ベスト16に導いた実績を持つ37歳の指揮官は「選手たちのパフォーマンス、そしてこの大会での歩みを本当に誇りに思う」と選手を称えた。
21/22シーズンには、自国リーグで16チーム中15位となり、2部降格も経験したクラブがアジア王者に登り詰めるまでの道のりを「アジアのタイトルは、降格してからわずか3年後に手にしたものだ。だからこそ、この勝利には一層の価値がある」と話し、「本当にクレイジーな旅だった。少し前までは、まったく違う状況に見えていた。ファンがクラブにもたらしてくれるサポートは信じられないほどだ。そして今日、選手たちは彼らにふさわしいものを取り戻すために結果を出してくれた」とヤイスレ監督は語った。
さらに、ドイツ人監督は、「相手(川崎)は我々を苦しめた。組織的によく整備されていたが、全体として我々は勝利に値した。簡単な試合ではなかった。こうした試合には大きなプレッシャーがかかり、それに対処しなければならなかった」と本拠地でのタイトルを懸けた一発勝負を振り返り、「選手たちが(プレッシャーに)どう対応したかという点でも、誇りに思う。普通ではない状況で、選手たちは素晴らしい個性を発揮した。後半は守備を固め、無失点に抑えたいと思っていた。最終的にそれを達成することができた」とクリーンシートで勝ち切った一戦を喜んだ。
【関連記事】
【トーナメント表】AFCチャンピオンズリーグエリート2024/25(ACLE)
【全試合日程・放送予定】AFCチャンピオンズリーグエリート24/25
最高額はどこ? ACLE、ベスト8クラブの最新市場価値ランキング1〜8位
【了】
