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【写真：田中伸弥】

長友佑都がカタールワールドカップ以来の代表戦復帰

　サッカー日本代表は12日、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国の第2戦で中国代表と対戦し、2-0で勝利した。初戦のホンコン・チャイナ代表戦からスタメンを全員入れ替えて臨み、５選手が代表デビューを飾る中、長友佑都は2022年のカタールワールドカップ（W杯）以来の出場を果たした。フラッシュインタビューでその思いを語っている。

「2年半ぶり、カタールＷ杯以来だったんですけど、やっぱり代表のユニホームを着て、日本を背負えるっていうのは非常に嬉しく思いながらプレーしていました」
　長友は2022年のカタールW杯以来、およそ2年7か月ぶりの代表戦に3バックの左として先発し、フル出場。持ち味の豊富な運動量で上下動を繰り返し、ベテランらしい落ち着いたプレーでチームを支えた。

　中3日で迎えた中国代表戦を「いや、まだまだですね。精度ももっと上げなきゃいけないですし、まだまだフィジカルレベルも上げなきゃいけないですし、世界を見たらもっとレベルの高い選手がいるんで、まだまだだなと思います」と長友らしい向上心のあるコメントで振り返った。

　この日の試合で代表キャップ数は通算143試合。大会前の公式会見では「チームとしては優勝しか考えてないです。個人的には5回目のＷ杯に向けて自分の存在価値をしっかりとアピールしたいです」と語っていた長友。38歳のベテランは、まだまだ上を見据えているようだ。

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【了】