サッカー日本代表 最新ニュース
サッカー日本代表は現在、東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国に臨んでいる。この大会のメンバーは国内組のみで構成されており、初招集組も多数存在する。一方で、待望論がありながら、森保一監督から声がかからなかった選手も多くいる。今回は、とくにE-1で見たかったJリーガーをピックアップして紹介する。※成績は12日時点
FW:鈴木優磨(すずき・ゆうま)

【写真:Getty Images】
生年月日:1996年4月26日
所属クラブ:鹿島アントラーズ
2025リーグ戦成績:23試合7得点3アシスト
E-1選手権はU-NEXTで生配信!
サッカー日本代表の試合を見るなら「サッカーパック」にお得に登録[PR]
サッカー日本代表の試合を見るなら「サッカーパック」にお得に登録[PR]
2025シーズンの明治安田J1リーグで鈴木優磨が残している成績を踏まえれば、東アジアE-1サッカー選手権2025(E-1選手権)メンバーに招集されなかったのは実に奇妙な出来事だ。
しかし、これまでのキャリアの中でどれほど結果を出しても代表キャップがゼロのままだということは、もはや鈴木優磨は日本代表に“縁がない”とさえ言えるだろう。
鈴木優磨の存在なくして、今季の鹿島アントラーズがJ1首位争いを演じることはできなかったはずだ。味方を活かすポストプレー、前線からのアグレッシブな守備、そして高い決定力。鈴木優磨はフォワードとして求められるプレーの数々を高次元で表現できる優れた“9番”だ。
しかし、先に述べたように、鈴木優磨は日本代表に縁がない。激しい気性が森保一監督の求める代表選手像と合わない、鈴木優磨の方が日本代表と距離を置いているといった様々な憶測が過去に噂されたが、真相は本人たちしか分からない。
シント=トロイデンに所属していた2020/21シーズン、鈴木優磨はジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部リーグ)で34試合17得点4アシストと圧巻の数字を叩き出した。この時ですら森保ジャパンに加わることがなかったのだから、サムライブルーのユニフォームを身に纏った鈴木優磨の姿を今後見られる可能性は限りなく低い。
29歳という年齢を考えれば、今が最も選手として脂ののった時期。これほど「日本代表で見てみたい」「でも現実的には難しいだろう」と相反する気持ちが交錯する存在も珍しい。