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Jリーグ 3か月前

「俺もすぐだから」小泉佳穂は細谷真大に伝えていた。柏レイソル大逆転劇の裏側「スッカスカになっている感覚」【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

 明治安田J1リーグが22日に行われ、柏レイソルはホームで浦和レッズと対戦し4-2での逆転勝利を収めた。前半からボールを動かし相手をじわりじわりと疲弊させると後半、一気に畳みかけた。小泉佳穂らボディーブローを打ち続けた先発陣に細谷真央が感謝した言葉とは。(取材・文:石田達也)

「このクラブの歴史に残る」柏レイソル指揮官も激賞した大一番

柏レイソル 小泉
【写真:Getty Images】

「今回の逆転勝利は、このクラブの歴史に残る、そして今日この試合をスタジアムで、そしてテレビ経由で見ていただいた多くの方々の記憶に長い間、残るであろう素晴らしい試合になったと思います」とリカルド・ロドリゲス監督は誇らしげに語った。

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 22日、明治安田J1リーグ第27節が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、5位柏レイソルと7位浦和レッズの上位対決は4-2でホームチームが優勝に向けた大一番で逆転勝利を収めた。

 古巣をホームに迎えての一戦、MF小泉佳穂は「結構ドキドキでした。緊張しましたし2週間ほぼ休んでいて、いきなりの浦和戦で、しかも勝点3差。本当にドキドキでした。楽しもうとはしていたけど固かったかなと思います」と胸の内を明かした。

 この日は[3-4-2-1]の右シャドーで先発。背中を痛めていたことで3試合ぶりの出場となったが「万全で臨んだというよりギリギリ間に合わせたぐらいの感覚で、とにかく勝って良かったです」と微笑んだ。

 開始直後の5分、浦和が先制点を得る。コーナーキックが続きMFマテウス・サヴィオの蹴ったボールをDF長沼洋一が頭で押し込んだ。反撃に出る柏は、7分にMF渡井理己の縦パスを垣田がダイレクトで狙うと、11分にはMF中川敦瑛がシュートを放つもGK西川周作の正面となる。

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