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Jリーグ 3か月前

戦力アップ大成功!? 2025年夏、J1補強評価ランキング1~5位。最も充実した移籍期間を過ごしたのは?

シリーズ:Jリーグ補強評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 2025シーズンの第2登録期間(ウインドー)が終了した。各クラブの目標達成に向け、チームの改革に動いたクラブもあれば、微調整にとどめたクラブもある。今回は、6月の特別期間を含めたシーズン途中のJ1クラブの補強をランキング形式で紹介する。※情報・成績は24日時点。

5位:柏レイソル

柏レイソル
【写真:Getty Images】

2025 J1リーグ順位:4位
主な新戦力:小見洋太、馬場晴也、瀬川祐輔、小西雄太
主な放出選手:木下康介

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 残留争いを生き抜いた昨シーズンから一転、柏レイソルは2025シーズン、リカルド・ロドリゲス監督の下で14年ぶりの優勝を狙える位置につけている。その本気度は移籍市場での動きにも表れている。

 柏は6月の特別期間で木下康介をサンフレッチェ広島に放出したが、それ以上に補強が目立った。

 推進力に期待が持てる小見洋太がアルビレックス新潟から加入。同じくパリ五輪世代の馬場晴也を北海道コンサドーレ札幌から迎え、中盤と最終ラインの複数ポジションをこなせる新戦力を加えた。

 川崎フロンターレからやってきた瀬川祐輔は、身長170cmのFWで上背はないものの、攻守におけるインテリジェンスやハードワークを持ち味としている。ここまで後半途中から切り札的な起用法で存在感を放っている。

 7月末にモンテディオ山形から加入した小西雄大は、湘南ベルマーレ戦でデビューを果たすと、素早い反転からスルーパスを通し、細谷真大のゴールをアシスト。好スタートを切った。

 8月20日には徳島ヴォルティスから永井堅梧が加入した。柏は直近2試合で松本健太がベンチ外となっており、控えGKにトラブルがあった可能性もある中、小島亨介のバックアップを強化したように映る。

 一方で新潟に移籍した白井永地や島村拓弥は出場機会が限られており、実質的な戦力ダウンはなし。攻守に厚みを加えた今夏の補強は、開幕時とは異なる「優勝争い」という目標を後押しするものとなった。

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