フットボールチャンネル

J1 2か月前

No.1新戦力は!? 浦和レッズ、“大成功”補強ランキング1~5位。スコルジャ監督の元で躍動した男たち

シリーズ:ベスト補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

 FIFAクラブワールドカップ(CWC)出場権獲得をきっかけに、浦和レッズは今季、大型補強を敢行。目玉といえる選手を多数獲得した。世界を相手に戦ったチームで、新戦力として大きな存在感を示した選手をランキング形式で紹介する。(成績は11月10日時点)[1/5ページ]
——————————

5位:金子拓郎(かねこ・たくろう)

浦和レッズMF金子拓郎
【写真:Getty Images】

生年月日:1997年7月30日
2025シーズン成績:33試合1ゴール4アシスト

 今季新たに浦和レッズへと加入した金子拓郎は、チームの重要な主戦力として機能した。その事実が、皮肉にも今回起きた事件の深刻さをより色濃く映し出している。

 日本大学でプレーしていた金子は、特別指定選手時代を経て2020年に北海道コンサドーレ札幌へ正式加入。すぐにレギュラーに定着すると、快足と独特なテンポでのドリブルの組み合わせはJリーグで大きな武器となり、右サイドでは敵なしとも言える状態だった。

 札幌で試合に出場し経験を積むことによって得点能力も向上し、2021シーズンにはリーグ戦7ゴールを記録。この年はリーグ戦全試合に出場し、消耗が激しいアタッカーながら同出場時間が3000分を越えるなど、身体の強さや豊富なスタミナも同選手の魅力となった。

 2023シーズンで前半戦のうちに8ゴール4アシストの成績を残した同選手はディナモ・ザグレブへと移籍し、海外挑戦の道を進む。

 ザグレブ加入初年度の2023/24シーズンにはリーグ戦5アシストをマーク。翌2024/25シーズンにベルギーのコルトレイクへと移籍したが、ここでは目立つような数字は残せていなかった。

 2025年になると、そんな金子にJ復帰の道が浮上する。浦和が、不足していたサイドの攻撃力向上のために金子を獲得したのだ。

 開幕から右ウイングで起用された金子は、チャンスメイクやプレスバックなどに奔走し、数字以上の貢献を披露してきた。

 浦和の指揮官であるマチェイ・スコルジャからの信頼も厚い。リーグ戦28試合でスタメン出場していることからも、金子がチームに大きな役割を与えていたことが分かる。

 しかし、今シーズンの締めくくりで金子は大きな失態を犯してしまう。

 第34節、横浜F・マリノス相手に敗戦濃厚の中プレーしていた金子は副審と衝突。同審判員の胸を小突いてしまい、主審からはレッドカードが提示された。

 その後、Jリーグ規律委員会から4試合の出場停止が言い渡され、チーム活動から一時的に離脱する事態となってしまったのだ。

 試合内容から来るいらだちもあっただろう。しかし、プロ選手である以上審判へのリスペクトは絶対である。この暴力行為は決して許されないものだ。

 現在はチーム活動に復帰しているが、金子への信頼が揺らいでしまった部分はあるかもしれない。

 新戦力として貢献してきただけに、終盤戦でのこの行為は残念だった。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!