明治安田J2・J3百年構想リーグは24日、地域リーグラウンドの全日程が終了した。各クラブは30日から始まるプレーオフラウンドへ向かう。そこで今回は、地域リーグラウンドを振り返りながら、苦戦が続き来季に大きな不安を残すクラブを紹介する。[1/5ページ]
ジュビロ磐田
監督:志垣良→三浦文丈
J2・J3百年構想リーグ成績:EAST-B 8位
【脆弱な攻撃力】
ジュビロ磐田の苦悩は明治安田J2・J3百年構想リーグでも続いてしまった。
1990年代~2000年代初頭にかけてJリーグ屈指の強豪として鳴らしたクラブは、EAST-Bグループで8位に低迷。収穫よりも多くの課題を抱えたまま、2026/27シーズンに突入することになった。
磐田は出だしから躓いた。開幕4試合で2敗を喫すると、第5節からは泥沼の4連敗。その主な要因は脆弱な攻撃力にあり、チームは第11節のRB大宮アルディージャ戦を2-1で制するまで10試合連続で複数得点を奪えなかった。
中山雅史や名波浩、藤田俊哉といった豪華タレントを擁して魅惑の攻撃サッカーを披露していたクラブの姿は、遠い過去の記憶となってしまった。
【監督交代後も…】
4月22日には志垣良監督との契約を解除。コーチを経てJ2・J3百年構想リーグから監督に昇格した指揮官と決別した。
コーチから昇格する形でトップチームを率いることになった三浦文丈監督にとっても、状況を立て直す時間はあまりに短かった。
第12節のFC岐阜戦から指揮を執るも、戦績は4勝3敗。複数得点を奪えたのは2試合のみと、課題の攻撃面はいまだ多くの“宿題”が残っている。
磐田が“特別な4カ月間”に積み上げたものは決して多くはない。

