
髪型に特徴があったW杯出場選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の開幕が日本時間6月12日に迫っている。スタジアムを訪れたサポーターや画面越しに観戦するファンがスター選手たちのプレーに魅了される1カ月が幕を開けるが、過去の大会を振り返ると人々の注目が選手の“見た目”にも集まった事例がいくつか存在する。今回は、奇抜な髪型でW杯を沸かせた選手を5人紹介する。[1/5ページ]
MF:戸田和幸(とだ・かずゆき)

元サッカー日本代表MF戸田和幸【写真:Getty Images】
生年月日:1977年12月30日
代表チーム:日本代表
該当するW杯:日韓ワールドカップ(2002年)
【ド派手なモヒカン】
“赤モヒカン”という言葉を出しただけで、多くのサッカーファンは誰のことを指しているのかピンとくるだろう。
日本と韓国が共催した日韓ワールドカップ(W杯)にて闘志溢れるプレーで相手の攻撃を潰し続けた戸田和幸は、トサカのような赤いモヒカン姿でセンセーションを巻き起こした。
当時のトルシエジャパンにおいて、ハードなマークで対戦相手のキーマンを封じる戸田は重要な存在だった。
小野伸二のようなテクニックや稲本潤一のような得点力があったわけではないが、戸田の守備への貢献度は非常に高く、トルシエジャパンの影のMVPと言われていたほどだ。
【大会終了後はCMにも!?】
だが、日韓W杯における戸田の見た目は“影”と形容するにはあまりに目立ち過ぎていた。見る者の目を刺激する真っ赤なモヒカンは大きな話題を呼び、W杯終了後は『どん兵衛』『ポッキーG』などのコマーシャルに起用された。
ただ、本人曰く“赤モヒカン”は単純に目立ちたかったから取り入れたわけではなかったようだ。
2022年3月5日に元日本代表MF鈴木啓太のYouTubeチャンネルに出演した際、戸田は「ワールドカップは人生をかけて挑むべき、一番大きな舞台。そこで変にまとまっていいのか、真面目でいいのか」と思っていたことを告白している。
「それでベンチに座ったら、一生の恥さらしなんで」と、自らを追い込むための選択だったと明かしている。