
【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの欧州各国リーグが結末を迎えた。22年ぶりにプレミアリーグを制したアーセナルのように充実したシーズンを過ごしたクラブがある一方で、期待されながら大きく低迷したクラブも存在する。今回は、25/26シーズンにおいて期待外れに終わったチームをピックアップして紹介する。[1/5ページ]
トッテナム・ホットスパー(イングランド))

トッテナム・ホットスパーDFクリスティアン・ロメロ【写真:Getty Images】
25/26リーグ最終順位:17位
監督:トーマス・フランク→イゴール・トゥドール→ロベルト・デ・ゼルビ
【最後までまさかの残留争い】
今季のトッテナム・ホットスパーは、最終節まで降格の可能性を残す厳しい1年間を過ごした。
UEFAヨーロッパリーグ(EL)を制した昨季は、プレミアリーグをクラブ史上ワーストの17位で終えた。ただし、18位のレスター・シティとの勝ち点差は「13」離れており、残留争いに巻き込まれることはなかった。
昨季終了後にはアンジェ・ポステコグルーを解任し、今季は前ブレントフォード監督のトーマス・フランクを新指揮官に招聘して臨んだ。
開幕2連勝とスタートダッシュには成功したが、ジェームズ・マディソンやデヤン・クルゼフスキら主力の長期離脱が響き、攻撃面で違いを生み出せなくなった。新加入のシャビ・シモンズらの適応にも時間を要し、セットプレーを除くオープンプレーからの得点力不足に陥った。
徐々にフランク監督の求心力が低下すると守備にも綻びが生まれ、年明けから8試合未勝利のまま迎えた2月11日に解任となった。
【最後はなんとか残留】
後任のイゴール・トゥドールもリーグ戦では勝利を挙げられずに退任。3月31日に招聘されたロベルト・デ・ゼルビ体制でも初陣を落とし、ついには降格圏の18位へと沈んだ。
攻撃的なサッカーを志向するイタリア人指揮官は、ハイプレスと強度をベースにした戦い方を選択する。
第34節ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ戦で年明け16試合目にして初勝利を挙げると、続くアストン・ヴィラ戦でも白星をあげる。なんとか降格圏を脱出し、最終的には18位ウェストハムと勝ち点2差の17位で残留を果たした。