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近年のトレンド?アンダー世代からA代表監督へ昇格した指揮官5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
アンダー世代の監督からA代表監督へ

アンダー世代からA代表にのぼり詰めた監督【写真:Getty Images】



 日本サッカー協会は7月23日、U-21日本代表を率いる大岩剛氏が2027年3月からA代表監督に就任することを発表した。かつては森保一監督も年代別代表で指揮を執った経験を持ち、育成年代で選手たちと関係を築いた指導者がA代表へ昇格する流れは、日本サッカー界において一つの強化モデルとなりつつある。今回は、日本と同じように育成年代からA代表へ昇格し、母国を大舞台で躍進させた指揮官たちを紹介する。[1/5ページ]

ルイス・デ・ラ・フエンテ(スペイン)

スペイン代表 ルイス・デ・ラ・フエンテ監督

ルイス・デ・ラ・フエンテ監督【写真:Getty Images】



生年月日:1961年6月21日
現職:スペイン代表監督

【3つの主要大会を制した初の監督】

 2022年12月からスペイン代表を率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督は、その卓越した手腕で母国を史上2度目の世界王者へと導いた。2024年のユーロ(欧州選手権)、2023年のUEFAネーションズリーグに続くタイトル獲得となり、歴史上初めて3つの主要国際大会を制した監督となった。

 W杯を制した史上最年長監督としても注目を集めた同氏だが、最後にクラブチームを率いたのは2011/12シーズンまで遡る。2013年5月からはスペインの年代別代表を指揮し、長きにわたって育成年代の強化に携わってきた。

 今回のA代表は、デ・ラ・フエンテ監督が年代別代表で指導してきた選手たちの集大成とも言えるチームだった。



【集大成だった北中米W杯】

 北中米W杯のメンバーには、2015年のU-19欧州選手権優勝メンバーからロドリ、ミケル・メリーノ、ウナイ・シモンの3名、2019年のU-21欧州選手権優勝メンバーからは、ファビアン・ルイス、ダニ・オルモ、ミケル・オヤルサバルの3名が選出された。

 さらに、不動の左サイドバック(SB)として大会全試合にフル出場したマルク・ククレジャもU-19代表時代からの教え子の一人だ。指揮官と強固な信頼関係を築いてきた選手たちが、A代表でも中心的な役割を担い、世界の頂点へと導いた。

 U-19代表、U-21代表、そしてA代表の3カテゴリーで主要国際大会を制した初めての指揮官となったデ・ラ・フエンテ監督。その成功は、育成年代の強化とA代表の競技力向上が密接につながっていることを証明するものとなった。

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