
プレミアリーグ、コスパが悪かったスペイン人5選【写真:Getty Images】
欧州主要リーグではヨーロッパ内を筆頭に、国外移籍が主流となっている。世界最高峰のプレミアリーグにも多くの外国籍選手が毎シーズンのように加入して研鑽を積んでいる。その一方で失敗に終わった補強も少なくない。今回は、コストパフォーマンスの観点から成功とは言えないスペイン人の補強を紹介する。[1/5ページ]
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GK:ケパ・アリサバラガ

チェルシーGKケパ・アリサバラガ【写真:Getty Images】
生年月日:1994年10月3日
移籍:アトレティック・クラブ→チェルシー
加入時移籍金:8000万ユーロ(約148億円)
退団時移籍金:580万ユーロ(約10.7億円)
チェルシー通算成績:163試合175失点
【史上最高額148億円でチェルシー移籍】
プレミアリーグで獲得コストに見合うパフォーマンスを発揮できなかった選手として挙げられるのが、2018年夏にアトレティック・クラブからチェルシーに加入したケパ・アリサバラガだろう。移籍金はGK史上最高額となる8000万ユーロ(約148億円)にも及んだ。
チェルシーは、4シーズンにわたって正GKを務めていたティボー・クルトワの後釜としてケパを獲得した。契約期間が7年だったことからも、クラブの期待の高さがうかがえる。
しかし、活躍した期間は短かった。1年目はPK戦までもつれたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝で2本のPKを止めるなど、チームのタイトル獲得に貢献したものの、2シーズン目以降は低調なパフォーマンスが続いた。
【1シーズンでボックス外から10失点】
ケパだけの問題ではないが、プレミアリーグでは33試合でボックス外から10ゴールを許すなど、一時はウィリー・カバジェロにもポジションを奪われた。
その後は長らくエドゥアール・メンディの控えに回り、序列を落としていたが、2022/23シーズンには再び正GKの座を取り戻す。
しかし、長期的にゴールマウスを任せられるだけのパフォーマンスを披露したわけではなく、レアル・マドリードとボーンマスへのローン移籍を経て、2025年夏にアーセナルへ完全移籍した。
チェルシーでは通算163試合に出場しており、クラブに貢献した選手であることは間違いない。ただ、クルトワの後釜として獲得され、GK史上最高額の移籍金が支払われたことを踏まえれば、難しい移籍に終わったことも事実だろう。
構想外となって以降も放出に苦しむなど、チェルシーにとって扱いの難しい選手となってしまった。