東本貢司

大阪府出身。青春期を英国のパブリックスクールで送る。国際基督教大学教養学部卒。一貫して「文化としてのサッカー」を提唱。執筆、TV解説の他、著書に『イングランド/母なる国のフットボール』(NHK出版)、『Saturday Inthe Park』(三省堂)、訳書に『ベッカム』(PHP研究所)、『ガッザの涙』『ロイ・キーン』(以上カンゼン)他、多数。最新訳書『日曜日のピッチ』(カンゼン)

FAカップ

FA杯はCLと同等の価値あり。軽視された「史上最古の大会」がもたらす世界最高の名誉【東本貢司の眼識】

現地時間27日、チェルシー対アーセナルによるFAカップ決勝が開催される。近年はチャンピオンズリーグのグローバル化によって、FAカップの価値は薄れてしまっている。しかし、史上最古のフットボールイベントであり、世界中の選手、監督の夢でもある。FAカップはチャンピオンズリーグと同等の価値がある名誉ある大会なのである。(文:東本貢司)

吉田麻也

吉田麻也、黒子に徹する“統率力”。サウサンプトンのDFリーダー、プレミア5年目の覚悟か【東本貢司の眼識】

今季の吉田麻也は、サウサンプトンにおけるセンターバックの主力としてプレーしている。出場機会に恵まれない時期もあったが、今は若手選手と積極的にコミュニケーションをとり、セインツ(サウサンプトンの愛称)の先輩として模範を示す姿勢も見られる。ピッチ上では目立つことのない吉田だが、その姿からは、プレミア5年目の前向きな覚悟が感じられる。(文:東本貢司)

ランパード

ランパードが「プレミア史上最高のMF」たる所以。ジェラードとの対照性、指導者への未来図【東本貢司の眼識】

2月2日、フットボール界のレジェンドがまた一人スパイクを脱ぐ決断を下した。チェルシーで長くプレーしたフランク・ランパードは、ニューヨークでの選手生活を最後に現役引退を表明。彼の「プレミア史上最高のミッドフィールダー」たる所以は、その記録とプレースタイルにある。昨年11月に同じく現役を引退したリヴァプールのレジェンド、スティーヴン・ジェラードとは対照的なキャリアを歩んできたランパードだが、やはり将来的に指導者キャリアを歩むことに期待せずにはいられない。(文:東本貢司)

アーセナル

“英国的スピリット”が失われたプレミア。付け焼刃の「ホームグロウン制度」が招く悪循環【東本貢司の眼識】

近年、外国籍選手が増加し続けるプレミアリーグ。その一方でイングランド人選手は稀有な存在となっている。イングランドで育った選手を担保する「ホームグロウン制度」が設けられているが、付け焼刃的な制度でイングランド人選手の増加にはつながらない。このままでは、プレミアリーグに“イングリッシュスピリット”が失われてしまう。(文:東本貢司)

ペップ

ペップが選手に課す「鉄の掟」。ガチガチの“管理主義”は英国風土に適しているのか?【東本貢司の眼識】

今季マンチェスター・シティーの監督に就任したペップ・グアルディオラは、世界屈指の戦術家として数々のタイトルを掲げてきた。それと同時に、選手に「鉄の掟」を科してがんじがらめにするガチガチの“管理主義者”としても知られている。この夏にシティーを去ったサミル・ナスリはペップからのセックス禁止令を告発したことが報道されたが、果たしてペップの徹底した管理主義は英国の風土に適しているのだろうか?(文:東本貢司)

モイーズ

元マンU指揮官・モイーズが彷徨う“どん底”の闇。色褪せた「名将の称号」。逆襲への筋道は?【東本貢司の眼識】

デイヴィッド・モイーズが、苦しんでいる。マンチェスター・ユナイテッドの元指揮官が率いるサンダーランドは、今季のプレミアリーグで唯一開幕から白星がなく、最下位に転落している。エヴァートン時代には「名将」と称えられてきたモイーズだが、今は暗いどん底を彷徨っている。プレミアリーグの異才が描く、逆襲への筋道とは。(文:東本貢司)

モウリーニョ グアルディオラ

先の見えないマンチェスターダービー。半信半疑なペップの手腕と唯我独尊なモウリーニョの世界観【東本貢司の眼識】

マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティは現地時間10日、注目の大一番“マンチェスター・ダービー”で激突する。世界屈指の名将、ジョゼ・モウリーニョとペップ・グアルディオラの因縁対決ということで注目が集まるが、今回のダービーは先の見えない“異次元”な一戦となりそうだ。(文:東本貢司)

スコットランド

英国勢のEURO躍進の裏で…出遅れたスコットランド、「潔さの伝統」と仇敵イングランドとの宿命【東本貢司の眼識】

EUROで英国勢が躍進した裏で唯一本大会の出場権を逃し、大きく出遅れてしまった感のあるスコットランド。しかし、決して彼らは非力なチームではない。スコットランドは“潔さ”を伝統に、国際舞台を戦ってきた過去がある。仇敵イングランドへの宿命を背負った彼らは、2年後、4年後の成果に夢を追っているのであった。(文:東本貢司)

ベイル

ウェールズ、かく敗れたり。「3分の悪夢」もベイルに悔いなし。“ドラゴンズ”の夢は終わらず【東本貢司の眼識】

ウェールズ代表は、現地時間6日に行われたEURO準決勝でポルトガル代表と対戦。EURO初出場ながら躍進してきたウェールズだが、クリスティアーノ・ロナウドのゴールなどで0-2の敗戦を喫した。しかし、彼らは英雄として母国へと凱旋するはずだ。そして、“ドラゴンズ”(ウェールズ代表の愛称)の夢の続きはまだ終わっていない。(文:東本貢司)

クリスティアーノ・ロナウド ガレス・ベイル

ロナウドとベイル、対照的な足跡。オレサマ気質のアイドルと異能の職人が織り成すドラマの予感【東本貢司の眼識】

ポルトガル代表とウェールズ代表は現地時間6日、EURO準決勝で対戦する。クリスティアーノ・ロナウドとギャレス・ベイルが顔を合わせることは、一つの“運命的”めぐり合わせかもしれない。それぞれEUROでは対照的な足跡を歩んできた両者だが、この2人の激突には思わぬドラマを予感せずにはいられない。これが薄っぺらい危惧であればいいのだが…。(文:東本貢司)

ホジソン

無策の指揮官が招いたEURO惨敗。イングランド代表は国家同様にさまよい、再生は茨の道【東本貢司の眼識】

イングランド代表は、アイスランド戦の惨敗によって決勝トーナメント1回戦で敗退した。チームを率いたロイ・ホジソン監督はアイスランド戦に向けて“なんとでもなる”という志向で戦っていたようだが、無策の指揮官に流れを引き寄せるすべを望むべくもなく、試合後に退任となった。試合直前にはEU離脱が決まったイングランドだが、代表チームは国家同様に茨の道を辿ることになりそうだ。
(文:東本貢司)

ウェールズ代表

ウェールズ代表の「覚醒」を支える苦闘の歴史。英雄の死を乗り越えた“ドラゴンズ”の野望【東本貢司の眼識】

ウェールズ代表は、EURO初出場ながらグループステージを首位で通過し、北アイルランドとの英国対決も制してベスト8まで進出した。しかし、今大会の“覚醒”を支えるのはウェールズが歩んできた野望と苦闘の歴史でもある。かつてチームを率いた幻の英雄ギャリー・スピードのためにも、“ドラゴンズ”は運命のめぐり合わせと言えるベルギー戦を迎える。(文:東本貢司)

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英国勢4ヶ国が揃い踏み。反骨の牙を剥いた無所属守護神と“一流未満”のストライカー【東本貢司の眼識】

今年のEUROは本大会初出場が5チームのうち4チームが決勝トーナメントに進出したこと以上に、英国勢4ヶ国がいずれも勝ち進んだことが歴史的事件といえるかもしれない。非力とみられてきたアイルランドや北アイルランド、ウェールズには、苦境を跳ね返して反骨の牙を剥く選手たちが輝きを放っていた。
(文:東本貢司)

イングランド ウェールズ

イングランド対ウェールズ、母国が辿った歴史的背景。EUROで演じた「約束されたドラマ」【東本貢司の眼識】

フランスで開催されている今年のEUROで、大きな注目を集めたのはイングランド対ウェールズの一戦だろう。“因縁”という言葉がよく躍っていたが、歴史的な背景をみれば軽少短絡的であることがわかる。試合はイングランドが劇的ゴールを決めて2-1の勝利。それは、「約束されたドラマの筋書き」だったと言えるだろう。
(文:東本貢司)

コナー・ワシントン

北アイルランド、EURO初出場までの過去と現在。“古豪の小国”に現れた異色の新人【東本貢司の眼識】

ついに開幕したEURO2016。今大会は5ヶ国が初出場を果たしているが、その中でも北アイルランド代表は1986年W杯以来の国際舞台だ。かつては多くの名手を生んできた古豪の小国は、自慢の堅守からの高速カウンターで“ひと暴れ”を狙っている。異色の新人コナー・ワシントンは何かをしでかしてくれるだろうか? (文:東本貢司)

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