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バイエルン、CL決勝T初戦は退場者を出し敵地でスコアレスドロー

text by 編集部 photo by Getty Images

バイエルン、CL初戦は退場者を出し敵地でスコアレスドロー

スコアレスに終わったバイエルンのFWトーマス・ミュラー【写真:Getty Images】

【シャフタール0-0バイエルン CLベスト16 1stレグ】

 チャンピオンズリーグ(CL)ベスト16の1stレグが現地時間17日に開催され、バイエルン・ミュンヘンはアウェイでシャフタール・ドネツクと対戦している。

 決勝トーナメントがいよいよ始まり、第一日目は優勝候補バイエルンが登場。リーグ後半戦序盤ではつまずいたものの、週末の試合ではハンブルガーSVに8-0と大勝し、良い形でアウェイへ乗り込んだ。

 一方のシャフタールはまだリーグが再開しておらず、試合勘に不安を残す一戦となった。

 最初のシュートはバイエルン。2分にロッベンが右サイドから上げたクロスにフリーのシュバインシュタイガーがボレー。これは惜しくもゴール左に外れる。

 11分にもロッベンから右サイドをミュラーが抜け出しシュートを放つが、角度がなく得点にはならない。

 試合はその後、バイエルンがボールをキープし、シャフタールがカウンターを狙う展開になる。しかし、どちらも得点は奪えない。

 20分過ぎからは、シャフタールもボールをキープするシーンが増え始め、L・アドリアーノを中心に何度か攻め込むものの、決定機は作れない。

 ややバイエルン優勢だった前半だが、スコアレスで折り返した。

 後半に入りシャフタールも攻め込み始め、ほぼ互角の展開に。

 一進一退で試合が進んだ65分、バイエルンはカウンターを受ける。カウンターに対しディフェンスに入ったX・アロンソがテイシェイラを後ろから倒しファウルの判定。このファウルで2枚目のイエローカードを提示され退場となってしまった。

 1人少ない状況となったバイエルンはミュラーに代えて、バドゥシュトゥーバーを投入。攻撃の枚数を1枚減らしてきた。

 10人となったバイエルンだが、それでも攻撃の手は緩めない。シャフタールもバイエルンを崩すことが出来ず試合は終了。

 退場者を出したバイエルンは、失点を許さず敵地でスコアレスドロー。3月11日のホームで決着をつけることとなった。

【了】

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