Wシドニーを退団するMF高萩【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグのウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(WSW)は6日、MF高萩洋次郎とDF田中裕介が退団したことをクラブの公式ウェブサイトで発表した。
高萩は1月にサンフレッチェ広島からWシドニーに加入すると、国内リーグとAFCアジアチャンピオンズリーグ(AFC)で合わせて17試合に出場し、3得点を決めた。2月に行われたAFC開幕戦の鹿島アントラーズとの凱旋試合では決勝ゴールを挙げ、チームの中ではゲームメークができる数少ない選手として重宝された。
また、元川崎フロンターレの田中も高萩と同時期にチームに入団し、左SBの主力として2つの大会で15試合に出場。クラブのCEO(最高経営責任者)を務めるジョン・ツァツィマス氏は「洋次郎と裕介はプロの選手として申し分なかった。ここでプレーしてくれたことに感謝したい」とコメントしている。
なお、両選手は契約満了のため月末でフリーになり、国内外のクラブと自由に交渉できる。
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