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指揮官にミドルを求められる長谷部「ゴールへの怖さは自分に足りない部分」

text by 編集部 photo by Getty Images

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長谷部誠【写真:Getty Images】

 W杯2次予選のカンボジア戦を控えた日本代表は2日、前日練習を行った。

 4試合未勝利という現状に、キャプテンの長谷部誠も危機感を抱いている。

「今の状況は選手みんなが理解している。そういった意味で次の試合は勝利、それと見てくださる人たちに何かを感じてもらえるようなゲームをしないといけない」

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督が就任し、縦への意識が大きくクローズアップされるようになった。だが、「“結局ピッチの中でやるのは君たちなんだからそこは臨機応変にやれ”っていうのは監督も常に言ってきていること」と、指揮官からも状況に応じたプレーをするよう求められている。

 引いた相手にはミドルシュートも有効で、ハリルホジッチ監督も選手たちに要求している。長谷部が代表で最後にゴールを決めたのは、2011年のアジアカップだ。

 それについて長谷部は「ゴールへの怖さは自分に足りない部分だと思っています。最近はそういうところを意識してやっている。それを出せれば」と、チャンスがあれば積極的にシュートを放つ意思を示した。

【了】

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