岡崎慎司(左)とジョゼ・モウリーニョ(右)【写真:Getty Images】
日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティと不振に喘ぐチェルシが、現地時間の14日に激突する。
両クラブの現在地はあまりにも対称的だ。レスター・シティはサッカーファンの誰もが予想し得なかった快進撃を続け、現在プレミアリーグの首位に君臨している。一方、昨季王者のチェルシーは深刻な低迷に陥り、現在14位と信じられない位置にいる。
不調の中なんとかチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ突破を成し遂げたチェルシーだが、ジョゼ・モウリーニョ監督の座は未だ危うい状況が続いている。プレミアリーグ上位進出は“不可能なミッション”となりつつあり、残り全ての試合が“絶対に勝利しなければいけない”状況だ。
一方、快進撃を続けるレスターだが、岡崎を取り巻く状況は必ずしも順風満帆ではない。直近5試合(90分×5試合=450分)での出場時間はわずか124分で、先発出場を果たしたマンチェスター・ユナイテッド戦も60分に途中交代を強いられている。
岡崎にとって“手負いの大物”であるチェルシー戦は指揮官クラウディオ・ラニエリ監督への絶好のアピールのチャンスだ。前半戦も佳境に入り、後半戦に向けていい流れで終えたいところだろう。
レスター、岡崎、チェルシーの三者にとって重要すぎる一戦。注目必至の大一番の結末を見届けたい。
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