日本代表の本田圭佑は、ミランとの契約延長に向けて前進しているようだ。伊『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

　今季序盤は出番を得られず苦しんだものの、チームが低迷する中で右サイドに入って安定したパフォーマンスを披露した本田。周囲の選手たちが低調ぶりを批判される中で孤軍奮闘して評価を高めた。

　そこでミランも本田に新たな契約を提示するという。現行のものは2017年夏に満了となるが、それをさらに3年延長し、2020年までの新契約を結ぶようだ。仮にすべてが実現すれば、本田は次の契約満了を34歳で迎えることになる。

　また、ミランが本田との新契約締結へ動く背景にはピッチ内での活躍だけでなくマーケティング面での貢献も影響している。クラブが財政難にあえぐ中でアジア市場に高い訴求力を持つ本田の存在は大きく、ユニフォームの売り上げやスポンサー獲得で大きな利益をもたらすことから、契約満了でみすみす手放すのは惜しいと考えているようだ。

　本田にはプレミアリーグからの関心が伝えられていたが、ミラン残留の可能性が大きくなった。来季以降も赤と黒のユニフォームをまとってサン・シーロを沸かせる日本人10番を見ることができそうだ。

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