「選手も監督もサポーターもまだ日本が改善しないといけないことが多いと分かった」
――“足りないこと”とは何でしょうか?
「ピンチなときに冷静に我慢が出来ないし、決めるべきチャンスを決められない。それに、デッカイ相手にちょっとだけ緊張ですね。あとはフィジカル面じゃなくてメンタル面。でも、負けて良かったこともあったと思う。選手も監督もサポーターも、まだ日本が改善しないといけないことが多いと分かるためにもね」
――この敗戦は最終予選に向けて良い影響になるのでしょうか?
「そうだね。絶対良い影響を与えると思う。リラックス出来ない。全ての試合で戦わないといけない。この試合の方がブルガリア戦よりも良い影響を与えると思うよ」
――2得点のジュリッチはイタリアの2部(チェゼーナ)に所属する選手です。Jリーグで彼のような選手を見てみたいですね。
「間違いないね。もし彼がJリーグでプレーすれば絶対に得点王になれる」
――今年のキリンカップは1勝1敗という結果でした。やはり日本もアウェイで試合をするべきなのでしょうか?
「僕はアウェイでの試合の方がいいと思うけど、ホームだとしてもボスニアのようなモチベーションのあるチームと戦えばいいと思う」
――取材、お疲れ様でした。今回もありがとうございました。
(話し手:ショーン・キャロル【吹田】)
【了】