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岡崎途中出場も日本人対決ならず。レスター、セインツと引き分け2試合勝ちなし

text by 編集部 photo by Getty Images


岡崎慎司は途中出場も吉田麻也との日本人対決実現せず【写真:Getty Images】

【レスター 0-0 サウサンプトン プレミアリーグ第7節】

 プレミアリーグ第7節が現地時間2日に行われ、レスター・シティとサウサンプトンが対戦した。

 両チームとも前節と同じスタメンで試合に臨み、レスターの岡崎慎司とサウサンプトンの吉田麻也はともにベンチスタートとなった。

 前半はレスターがカウンターを狙うおなじみの展開。ボールを支配するサウサンプトンは前線のオースティンにボールを集めてゴールに迫る。右サイドバックのセドリックが負傷でマルティナと交代を余儀なくされるアクシデントはあったものの、概ねサウサンプトンペースで時間が進む。

 しかし、ピンチはちょっとしたミスから生まれた。32分、ファン・ダイクからGKフォースターへのバックパスが短くなり、ヴァーディーにカットされペナルティエリアへの侵入を許してしまう。

 そこからスリマニとヴァーディーがシュートを放ったが、必死に戻ったサウサンプトン守備陣とGKに阻まれてしまいレスターは大チャンスを生かせない。前半は両チームともスコアレスで終えた。

 後半もこう着状態は続く。レスターは66分にヴァーディーとオルブライトンを下げ、岡崎と前節スーパーゴールを決めたグレイを投入する。一方のサウサンプトンはタディッチに代えてロングを入れ、前線に人数をかけていく。

 レスターはウジョア、サウサンプトンはウォード=プラウズに最後の交代枠を使い、1点勝負の終盤戦。84分にはサウサンプトンがスローインからチャンスを作る。マルティナの投げたボールにロングが抜け出し、右から折り返してウォード=プラウズがゴールを狙う。しかしこのシュートは枠の外に消えていった。

 結局最後まで互いにゴールを割ることができずスコアレスドロー。岡崎は途中出場したものの吉田がベンチで試合終了の笛を聴いたため、日本人対決も実現しなかった。

 前節ウェストハムから3ゴールを奪っていたサウサンプトンだったが、ミッドウィークのヨーロッパリーグから2試合連続の無得点となった。レスターは前節マンチェスター・ユナイテッドに大敗しており、リーグ戦2試合勝ちがなく苦しんでいる。

【得点者】
なし

【了】

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