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日本、W杯出場圏内のグループ2位浮上。サウジ戦勝利と豪州ドローで

text by 編集部 photo by Getty Images

日本代表
ゴールを喜ぶ日本代表の選手たち【写真:Getty Images】

 ロシアW杯最終予選グループBの日本対サウジアラビアとタイ対オーストラリアが15日に行われた。

 すべての試合開始前、日本、サウジアラビア、オーストラリアの3チームの順位は以下のようになっていた。

1位 サウジアラビア(勝ち点10、得失点差+5)
2位 オーストラリア(勝ち点8、得失点差+3)
3位 日本(勝ち点7、得失点差+2)

 15日の試合では、日本がサウジアラビアに2-1で勝利し勝ち点3を獲得。オーストラリアはアウェイでタイに2-2で引き分け、勝ち点1の獲得にとどまった。これらの結果を踏まえて順位が入れ替わっている。

1位 サウジアラビア(勝ち点10、得失点差+4)
2位 日本(勝ち点10、得失点差+3)
3位 オーストラリア(勝ち点9、得失点差+3)

 今予選初戦のUAE戦に敗れてから苦しい戦いを強いられていた日本は、勝ち点を10ポイントに伸ばして2位に浮上。サウジアラビアとは得失点差わずか「1点」で、W杯に自動的に出場できるグループ2位以内に入っている。

 一方、オーストラリアは3試合連続のドローで足踏みが続き、3位に後退した。このままの順位で終われば、グループAの3位と争うアジア4次予選に回ることになり、そこに勝利した上で北中米カリブ地域の4位との大陸間プレーオフに勝ってW杯出場権を獲得しなければならない。

 日本は4試合無敗で2位まで上り詰めた。来年3月にはアウェイでUAEとのリベンジマッチが控えており、そこからタイ戦(ホーム)、イラク戦(第3国)、オーストラリア戦(ホーム)、サウジアラビア戦(アウェイ)と9月まで長い戦いが続いていく。

【了】

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