香川も不発。ファーガソンが語るマンUが勝ち切れなかった要因

2013年03月11日(Mon)15時18分配信

text by 斎藤史隆 photo Kazuhito Yamada
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ゴールが欲しい状況で交代させられた香川

 鬱積のたまる試合になったのはレアル戦で出番のなかった香川も同様だった。前半は中盤の左サイドでプレー。チームがボールを持った時には中央に切り込み、守備時は左サイドを担当する。

 しかし、ボールはなかなか回ってこない。確かに序盤でリードを奪ったため、守備を重視するのは仕方がない。とはいえ、ボールに触れる機会は極めて少なかった。それが変わったのは後半に入ってからだった。

 特にファン・ペルシーが投入された60分すぎからは、トップ下にポジションを変更。しかし、チームが押される中、チェルシーのボランチ陣の早いプレスを受け、いい形で前を向ける機会は少ない。結局、76分に交代が告げられてベンチへ。インパクトは残すことはできなかった。

 ファーガソン監督は香川について言及することはなかったが、「セントラルミッドフィルダーは非常に疲れていた」とキャリックとクレバリーを評した。しかし、交代要員に選んだのは運動量が決して悪くなかった香川だった。しかも、同点に追い付かれ、ゴールが欲しい状況である。

 8日前のノリッジ戦ではハットトリックを達成して一躍ヒーローになった香川。しかし、現時点でのチームの位置づけはノリッジ戦前とさほど変わっていないということなのか。そんな印象を受ける一戦であった。

【了】

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