CLで躍進するドイツ勢。ブンデスリーガが欧州一のリーグになる日も近い!? ~欧州CL・ベスト16の見所~

13日、チャンピオンズリーグのベスト16、2ndレグの2試合が行われる。マラガ対ポルト、バイエルン・ミュンヘン対アーセナルだ。前者は接戦だが、後者はすでに勝負は決まった感がある。少し違った視点、リーグ同士の覇権争いに注目して見てみよう。

2013年03月13日(Wed)8時45分配信

text by 植田路生 photo Kazuhito Yamada
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マラガ率いるペジェグリーニに逆転のプランはあるか?

 13日、チャンピオンズリーグのベスト16、2ndレグの2試合が行われる。マラガ対ポルト、バイエルン・ミュンヘン対アーセナルだ。

 マラガはアウェイでの1stレグを0-1で落とした。最小点差ではあったが、試合そのものは完全にポルトのペース。シュートは1本に抑えられ、ポゼッションが売りにもかかわらず39%とまったく良さを出せなかった。

 ポルトが得意とするホームのエスタディオ・ド・ドラガオンでのゲームだったということもあるが、何よりボールの収まりどころがなかったことが大きい。1トップに入ったサンタ・クルスにクサビを入れると、ボランチのフェルナンド、センターバックのオタメンディとマンガラがすかさずチェックにいき、その先の展開を封じた。


1トップ起用が予想されるサビオラ【写真:山田一仁】

 智将ペジェグリーニが同じ策で愚直に挑むとは考えにくい。1トップに動きのあるサビオラを入れ、2列目のイスコ、ジュリオ・バチスタ、ホアキンの流動性を高めようとするはずだ。

 問題はプランBがあるかどうか。サビオラがはまらなかった場合、フィジカルの強いサンタ・クルスに代えてハイボールを入れていくか、ドリブラーのピアソン(チェルシーからの期限付き移籍中)を投入するくらいしかない。ポルトが自慢の守備力を発揮し、じれる展開になった場合に、ペジェグリーニがどのような手を打つのかも注目だろう。

 もう1試合、バイエルン対アーセナルは、初戦が1-3。アウェイのバイエルが完勝した。3つのアウェイゴールもさることながら、内容でも圧倒。アーセナルが逆転の確率は限りなく0に近い。むしろ大量失点してしまう可能性すらある。

 まだ勝負は決したわけではないが、アーセナルの敗退でプレミアリーグのチームが全滅することが濃厚となった。一時はベスト4に3チームを送り込み、またベスト8に4チームすべてが進出するなどまさに“大英帝国”とも呼べるほど圧倒的な力を発揮してきたが、歴史と同じく栄華は長く続かないもの。プレミア勢が支配した時代が終わろうとしている。

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