3季連続欧州の舞台で優勝を経験した香川真司。ファーガソンも「来季はもっと良くなる」と高評価

2013年04月23日(Tue)11時52分配信

text by 斎藤史隆 photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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ファーガソン「来季の香川はもっと良くなる」

 優勝を決めた一戦での香川の出来も悪くなかった。先発メンバーが発表された時は4-2-3-1の2列目の左サイドでプレーするかと思われた。しかし、ファーガソン監督が選択したトップ下はルーニーではなく香川。ルーニーはボランチに下がり、ギグスが左サイドに入った。相手は残留争いの真っ最中の格下だったとはいえ、結果的にはこの布陣は見事に機能した。

 香川も3点目の場面ではギグスに絶妙なスルーパスを出してゴールを呼び込んだ。惜しかったのは77分。バレンシアのパスをゴール前でノーマークになって受けたが、シュートを大きく外し、背番号26は頭を抱えた。とはいえ、昨季まで所属したドルトムントでブンデスリーガ2連覇したのに続き、欧州主要リーグで3季連続のリーグ優勝を経験。

 昨秋、負傷離脱したこともあり、ドルトムント時代のように大きな貢献はできなかったが、終盤は今後へ向けて大きな可能性を示すプレーも見せた。ファーガソン監督も「来季の香川はもっと良くなるだろう」と何度も期待を込める発言をしていることを考えれば、移籍初年度はチームの優勝と合わせて及第点と言えるのではないか。

 一方のチームは優勝以外にも記録を狙える状況になってきた。プレミアリーグが現在のチーム数になってから、1シーズンに獲得した勝ち点数の最高はチェルシーが04-05シーズンに記録した95。残りは4試合。全勝すれば上回ることができる。

 ファーガソン監督も試合前から言っていた。「記録は十分に射程内にある。マンチェスター・ユナイテッドは5連勝できる。我々はそういったことを過去に何度もやってきた」。戴冠したとはいえ、ユナイテッドと香川のシーズンは終わっていない。

【了】

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