【独占インタビュー】ゲルト・エンゲルス「代表は新しい選手、新しいシステムを意識したほうが良い」

日本で長く指導者を務めたゲルト・エンゲルス。現在はモザンビーク代表監督を務めるかたわら、ロンドンにある日本人少年のためにサッカークラブのテクニカルアドバイザーを務めている。日本から遠く離れた氏が日本サッカーへ提言する。

2013年10月30日(Wed)10時42分配信

text by 羽澄凜太郎 photo Asuka Kudo / Football Channel
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“トップクラブ”浦和での5年間

【独占インタビュー】ゲルト・エンゲルス「代表は新しい選手、新しいシステムを意識したほうが良い」
エンゲルスは5年間浦和レッズに在籍していた【写真:工藤明日香 / フットボールチャンネル】

――エンゲルスさんは務めたクラブで最も長い5年間浦和レッズに在籍していました。トップクラブで仕事をするということは難しかったのでしょうか? 

「いや、そんなに難しくはなかった。組織はよくできていて環境とか予算の値段も大きかったしね。『結果』ということに対するプレッシャーはあるけどそれ以外は良い条件の下で監督ができる、コーチができるっていうのは良い経験だった。

 みんなあそこ(レベル)までいきたいと考えるものだからね。プレッシャーは凄かったけど監督、コーチをする以上は目指すべきレベルがそこにあったから良い意味での難しさだったと思う」

――エンゲルスさんはレッズでリーグ初制覇したときや、オジェック監督が辞められたあとを引き継ぐという難しいときなど色々なレッズの顔を見てきていると思います。そこで伺いたいのですがアジアチャンピオンズリーグ(以下:ACL)を獲った時のチーム状況というのは最高だったのでしょうか? 

「いや、実はそうでもない。僕はギドの最後の年の状態の方が良かったと思っている。ACLに対して本当にやる気があったことは間違いない。でも僕の中でベストチームはギドの最後の年のチームだと思う。

 ACLの時はチーム内で色々生じていた。ACLを獲った時、リーグ戦の最後で横浜FCに負けてるでしょ? あれは良いチームの状態だったらそうはならずに余裕で勝ったと思う」

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