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グアルディオラ:「とにかく良いプレーを」

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手術のシュバインシュタイガーには、エールと感謝
手術のシュバインシュタイガーには、エールと感謝【写真:goal.com】

9日に行われるブンデスリーガ第12節で、バイエルン・ミュンヘンはアウクスブルクと対戦する。ジョゼップ・グアルディオラ監督が、試合前日の会見でさまざまなテーマに触れた。

13位につけるアウクスブルクの印象を聞かれると、指揮官は以下のように答えた。

「サイドバックがFWに斜めのパスを入れる。守備ではとても良い動きを見せて、クロスはうまいし、非常にアグレッシブだ。それでも私は、我々が明日の試合で良いプレーをすると信じている」

アウクスブルクに負けなければ、バイエルンはブンデスリーガ37試合負けなしとなり、新記録樹立となる。それがモチベーションになるかとの質問に「ノー」と答えたグアルディオラ監督は、次のように続けた。

「とにかく良いプレーをすることだ。それができれば、勝つ確率は上がる。それが一番大事だね」

格下との試合で苦戦する理由を問われると、苦笑いを浮かべた。

「それは監督のせいだ、改善していくよ(笑)。最近の試合では、常に相手よりも良いプレーをしている。私の要求は多いし、いつもベストを尽くす。最初のボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦は良いプレーができなかった。そのほかではできているね」

“偽9番”を置く戦い方にも触れている。

「我々は“偽9番”を起用したことがない。トーマス・ミュラーを最前線に置いたとき、彼はFWとしてプレーした。マリオ(・マンジュキッチ)がプレーしたときも、彼はFWだった。DFLスーパーカップのボルシア・ドルトムント戦のみ、数分間違うプレーをしたね。ブンデスリーガでは、常にFWがいたよ」

純粋なFWがいる方がバイエルンに適しているということだろうか。

「これまでは、完全にそのとおりの印象だ。中央で素晴らしいプレーをする選手たちだから、我々は(そこで)起用しなければいけない。真のFWとしてプレーした方が、我々のプレーは良くなる」

MFバスティアン・シュバインシュタイガーは、再び手術を受けることになった。

「悲しいことだ。チームや私にとっては残念だが、本人のことを思うと悲しい。彼は今まですごく助けてくれた。足首に問題を抱え、最高ではないコンディションで多くの試合に出ている。我々の中盤の状況を理解してくれたね。早く復帰できることを祈るよ」

「彼はトップクラスの選手だ。問題を抱えながらも信じられないレベルのプレーを見せている。昨シーズンはブンデスリーガのベストプレーヤーだった。私にとって、彼の監督を務めるのは夢だよ」

FWアリエン・ロッベンは「メンバー入りする」とのことで、アウクスブルク戦に向けて準備は整っている様子。一方でMFチアゴが23日のドルトムント戦に間に合うかと問われると、指揮官は「できないと思う」と返答した。

Goal.com

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