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アンチェロッティ、数的不利での後半をたたえるも…

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退場のS・ラモスには苦言
退場のS・ラモスには苦言【写真:goal.com】

レアル・マドリーは27日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でガラタサライと対戦し、ホームで4-1と勝利した。カルロ・アンチェロッティ監督は、数的不利になってからもチームが後半に素晴らしいパフォーマンスをしたとたたえる一方で、退場したDFセルヒオ・ラモスに苦言を呈している。

マドリーは26分にS・ラモスがFWウムト・ブルトを倒して一発退場。早い段階から10人での戦いを強いられると、先制しながらも追いつかれて前半を終える。だが、後半に3ゴールを奪い、終わってみれば3点差で勝利。グループ首位での決勝トーナメント進出を決めた。

アンチェロッティ監督は試合後、次のように話している。スペイン『アス』が伝えた。

「数的不利になってからも、我々は勇気とパーソナリティーのある良いプレーをした。後半のプレーはとても良かったよ。10人で戦うのは簡単なことじゃない。全員がまとまって良いプレーをした。試合はS・ラモスの退場で難しくなったね」

「前半はあまり良くなかった。スピードがなかったね。レッドカードが出て、試合が変わった。前半はプレーがゆっくりで、ポゼッションで苦しんだ。それからチームは非常に良いプレーをし、うまく試合をコントロールしたね」

アンチェロッティ監督はS・ラモスの退場を受け、トップチーム初先発だったFWヘセ・ロドリゲスを下げなければならなかった。

「ヘセを下げる必要があったから悲しかったよ。ヘセはとても良い調子だからね。DFというのは、リスクを冒す必要がないと思う。背後に注意するだけでいいんだ。危険は前からではなく、後ろにあるんだよ」

Goal.com

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