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独紙評価:「内田は良いクロスを上げられず」

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ボルシアMG戦では各紙で4
ボルシアMG戦では各紙で4【写真:goal.com】

7日に行われたブンデスリーガ第15節、シャルケはアウェーでのボルシア・メンヒェングラッドバッハ(ボルシアMG)戦を1-2で落とした。DF内田篤人は右サイドバックでフル出場を果たしている。

ミッドウィークのDFBポカールで、3回戦敗退となったシャルケ。イェンス・ケラー監督の去就が騒ぎ始められているなか、勝ち点4差で追う4位ボルシアMG相手に勝利を目指した。良い形で試合に入ったシャルケは、16分にPKを獲得してリードを手にするが、前半終了までに逆転を許している。

『ビルト』の内田の採点は、チーム平均点4.09をわずかに上回る4だった。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

『キッカー』(チーム平均点3.5)も4をつけているが、同紙では2回の警告を受けて退場となったDFベネディクト・ヘヴェデスや、MFロマン・ノイステッター、ケヴィン=プリンス・ボアテングとともに両チーム最低タイとなった。

地元メディア『ヴェストドイチェ・アルゲマイネ』では、内田に対する採点は4とほぼチームの平均点(3.95)。次のような寸評を掲載している。

「DFBポカールのホッフェンハイム戦で酷いプレーを見せたが、この試合では集中力が多少増している。ミスがなかったわけではないが、勝敗を決めるようなものでもなかった。ボルシアMG陣内で何度かボールを持つも、絶好なポジションからでも良いクロスを上げられず」

同じく地元の『レヴィアシュポルト』も、内田のパフォーマンスにチーム平均点4.11に近い4を付けた。以下のとおりのコメントを記している。

「守備(への集中)が求められる試合だった。ヘヴェデスが退場するまでは、それに成功しているが、そのあとはかなりのプレッシャーを受けることになった。ファルファンのプレーでフリーになった12分の場面のように、オーバーラップした際の彼のクロスには誰にも届かず」

シャルケは勝ち点24で6位に後退。11日にはチャンピオンズリーグ・グループステージ突破をかけて、ホームでのバーゼル戦に臨む。ブンデスリーガでの次試合は、ホームで行われるフライブルク戦となる。

Goal.com

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