チェルシーは１１日、チャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ最終節でステアウア・ブカレストと対戦し、ホームで１－０と勝利して首位で決勝トーナメント進出を決めた。ジョゼ・モウリーニョ監督は、決勝トーナメント１回戦で、２００４年～２００７年まで一緒にチェルシーで過ごしたガラタサライFWディディエ・ドログバとの再会を楽しみにしているようだ。

ドログバはチェルー在籍時に欧州カップ戦で６９試合に出場し３９ゴールを挙げており、クラブから去った今でもチェルシーファンからの支持は高く、モウリーニョ監督も同選手の力を高く評価している。

モウリーニョ監督のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』は、以下のように伝えた。

「彼はここで歓迎されるだろう。私よりも歓迎されるべきだ。私がハル・シティ戦（チェルシー復帰初戦）で歓迎された２、３倍の歓迎を受けるに値する選手だよ。ガラタサライと対戦したら非常に厳しい試合になるだろうけど、私がここで感じたことを、ディディエにも感じて欲しいんだ」

グループステージを首位で突破したチェルシーは、決勝トーナメント１回戦では、強豪クラブとの対戦を避けられるが、モウリーニョ監督は２位で通過したチームへの警戒を緩めていない。

「ゼニト・サンクトペテルブルクやレヴァークーゼンもいるし、トルコのチャンピオンでディディエ擁するガラタサライもいるからね。だけど、いまはCLのことについては忘れなければならない。２月、３月に再び始まるまで、チームを改善していかなければならない。そしてプレミアリーグで結果を残していく必要がある」

なお、決勝トーナメント１回戦の抽選会は１６日に行われる。