フットボールチャンネル

3点先行もドローのニュルンベルク 「相手のゴールは明らかなオフサイドだった」

text by

またも初勝利おあずけで落胆のフェルベーク
またも初勝利おあずけで落胆のフェルベーク【写真:goal.com】

ニュルンベルクは14日、ブンデスリーガ第16節でハノーファーと対戦し、敵地で3-3と引き分けた。初勝利を挙げられなかったヘルトヤン・フェルベーク監督は、判定への不満をうかがわせ、ドローという結果への落胆を表している。

フル出場したMF清武弘嗣とMF長谷部誠がそれぞれアシストを記録するなど、前半だけで3ゴールを奪ったニュルンベルク。最高の出来でハーフタイムを迎え、16試合目にしてついに初白星を手にするかと思われたが、後半に追いつかれてしまった。

60分に1点を返されたものの、逃げ切るかと思われたニュルンベルクだったが、87分にスルーパスからFWマメ・ビラム・ディウフのゴールを許し、1点差とされてしまう。ディウフは明らかにオフサイドポジションにいたが、ゴールは認められ、ニュルンベルクにさらなる重圧がのしかかった。

するとアディショナルタイム、セットプレーから再びディウフのゴールを許し、スコアは3-3のタイに。このまま終了のホイッスルを迎え、ニュルンベルクはまたも勝ち点3を挙げられなかった。

ニュルンベルクにとって、ハノーファーの2点目は大きな痛手だっただろう。フェルベーク監督は試合後、次のように話している。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「序盤は十分なプレーができなかった。だが、15分が過ぎて自信を身につけていき、ハーフタイムまでは本当に良いプレーをすることができたんだ。後半もチャンスがあった。相手の1点目を許すのが早すぎたね。だが、それでもまだ我々には得点チャンスがあった」

「ハノーファーの2点目がオフサイドだったのは、誰もが目にしたはずだ。数センチの問題ではなかったよね。あのゴール以降、ハノーファーはより危険になった。3-3のドローに終わったのはがっかりだ。だが、今日も良いところはたくさん見ることができた。だから、私はまだ楽観的だよ」

Goal.com

KANZENからのお知らせ

scroll top