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「7点。相手エースに躊躇なくタックル仕掛けた」。リーグ戦で久々先発の吉田麻也に現地メディアが高評価

プレミアリーグ第18節、サウサンプトンはカーディフを3-0で下した。吉田麻也が久しぶりに出場。勝利に貢献し、現地メディアからも高評価を得た。

汚名返上に成功した吉田

 26日に行われたプレミアリーグ第18節で、日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンは敵地でカーディフ・シティに3-0で快勝した。吉田は4試合ぶり今季2度目のリーグ戦で、中央DFでフル出場。リーグ7戦ぶりの勝利に貢献した。サウサンプトンは勝ち点27で9位に立っており、29日に行われる次節では5位エバートンと対戦する。

吉田の現地評は以下の通り。

『スカイスポーツ(テレビ局)』=7点(及第点):良いインターセプトが数回あった。

「(前半終了間際)ナイジェリア代表FWオデムウィンギーがペナルティエリア内に侵入して躊躇すると、吉田が戻ってタックルを仕掛けた」

―サウサンプトン、マウリシオ・ポチェッティーノ監督

「大事な勝利だった。最近の悪い結果を断ち切り、ここで白星を築き、良い試合内容で勝利の感触を得たことは大きい。9試合ぶりにリーグ戦で無失点を記録したのは自信回復につながる。今後の過密日程に向けて、ここで白星を得た事は重要だったし、7戦ぶりの勝利は大きな自信になる」

 今季開幕から吉田の定位置を奪い、サウサンプトンの好発進を支えてきたクロアチア代表DFロブレンが今回は病気により離脱。吉田は前回のアストンビラ戦で失点に絡み、敗北の要因にもなっただけに、今回は無失点で汚名返上に成功した。

 吉田は今回、これまで扱いが上だったオランダ人DFホーイフェルトを抑えて先発したが、当面の目標は監督が絶大な信頼を置くロブレンに次いで2番手に位置付けられているポルトガル人DFフォンテを優先順位で上回ることだろう。

【了】

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