ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、日本代表MF本田圭佑の加入がチームにとって良い補強になると話した。

ミランは１月から本田とDFアディル・ラミが加わることが決まっている。アッレグリ監督は、両選手の加入がチームにとって良い補強になると見ているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』でのコメントを、『gianlucadimarzio.com』が伝えた。

「彼らは良い補強だと思う。クラブが良い仕事をしているね。来年のことも見据えてチームをつくっている。来年は多くの修正を必要としないだろう」

今季のミランは深刻な不振に陥っている。だが、アッレグリ監督は後半戦に向けてポジティブな姿勢を貫いた。

「リーグ戦でのここ４カ月はひどいものだった。２０１４年はチャンピオンズリーグで素晴らしいことがやれるように狙いたい。私は自信を持っている。（アトレティコ・マドリーとの）ファーストレグは（サリー・）ムンタリと（リッカルド・）モントリーヴォがいないがね。それに、コッパ・イタリアがある。リーグ戦では、３位の座がかなり遠くなっているが、我々は全力を尽くすよ」

今季でミランとの契約が満了するアッレグリ監督は、ワールドカップ（W杯）後の退任が濃厚とされるチェーザレ・プランデッリ監督の後任として、イタリア代表の次期指揮官候補の一人と言われている。だが、アッレグリ監督は次のように述べるにとどまった。

「イタリア代表には素晴らしい指揮官がおり、その監督が素晴らしい結果をもたらしてきた。彼は素晴らしいW杯にすることができるはずだよ」