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モウリーニョ監督、75歳で引退し、TV解説者へ。「チェルシーを擁護する」と本人語る

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「代表を2年指揮してW杯に出場したい」

「私は4年契約の終盤に差し掛かった時、自己評価を踏まえて契約延長についての交渉の場を持つと思うが、この先12年間はチェルシーで指揮を執りたい。私はもうすぐ51歳になるが、ここで12年在籍した後、ポルトガル代表かイングランド代表を2年指揮してW杯に出場したい」

「レアルマドリーは自分の意思で去ったし、すぐに成功を築ける他のクラブを選ぶこともできた。レアルではあと3年契約が残っていたし、金銭目的でチェルシーに来たなら過去6年間で最低の契約は結んでいない。ここに来たのはクラブを愛していたからだ」

 一方、モウリーニョ監督は29日のリバプール戦後に、最近の英メディアに元チェルシーの選手が少ない事に物申し、「私が75歳で引退したら、イングランドでTV解説者になり、チェルシーを擁護する」と語った。同監督は来季から再びクラブに黄金期をもたらすと豪語しており、その采配が注目されている。

【了】

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