フットボールチャンネル

アンチェロッティ:「ディ・マリアを信じなければ」

text by

謝罪の言葉に理解示す
謝罪の言葉に理解示す【写真:goal.com】

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、先日の試合で挑発行為を行ったとして物議を醸したMFアンヘル・ディ・マリアを、擁護する姿勢を示している、

マドリーは、6日のリーガエスパニョーラ第18節、本拠地サンチャゴ・ベルナベウでセルタに3-0と勝利した。だが、ディ・マリアは65分に交代となった際、ファンから痛烈なブーイングを浴びて股間を触るジェスチャーを見せていた。

アンチェロッティ監督は、9日のコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグ、オサスナ戦の前日会見で以下のように述べている。

「我々はディ・マリアの言葉を信じなければいけない。誰かが醜いジェスチャーだったと考えるのなら、彼は謝罪した。そこで話は終わりだ。次にベルナベウで行われる試合で、彼が問題を抱えるとは思わないよ。ファンは多くを要求するが、同時に強い愛情も示してくれる」

「ディ・マリアは先発では出場しない。フレッシュな選手がほかにいるから、彼らを起用するつもりだ。ディ・マリアは自信を持っている。問題はない。ロッカールームで起きていることは、実際は違うんだよ。落ち着いているし、良いシーズンを送りたいと思っている」

一方で、FWクリスティアーノ・ロナウドには賛辞を送った。

「ロナウドは、とてもうまくやっている。疲労回復や栄養、睡眠などに非常に気を遣っている。常に準備ができているんだ。プロフェッショナルな選手は、練習時間だけで成り立つものではない。そういう観点なら彼は最高峰の選手だ」

右サイドバックで先発を争うDFダニエル・カルバハルとアルバロ・アルベロアに関しては、優劣をつけることはないと語っている。

「どちらが優位ということはないよ。2人とも、うまくやっている。同じクオリティーを持っているから、ローテーションで起用する。多くの試合があるので、2人がフレッシュな状態にあることは重要だ。私はサイドバックに多くの仕事を求めるのでね」

Goal.com

KANZENからのお知らせ

scroll top