フットボールチャンネル

ユナイテッド連敗ストップ 香川はフル出場で貢献

text by

ゴールもアシストも、あと一歩で逃す
ゴールもアシストも、あと一歩で逃す【写真:goal.com】

11日に行われたプレミアリーグ第21節、マンチェスター・ユナイテッド対スウォンジー・シティの一戦は、2ー0でホームのユナイテッドが勝利した。MF香川真司はフル出場した。

今年に入って3戦3敗と苦しんでいるユナイテッドは、5日のFAカップでスウォンジーに負けたばかり。早速訪れたリベンジのチャンスを逃すわけにはいかなかった。

前半はユナイテッドが押し込むが、ゴールは生まれない。11分にヤヌザイのFKがクロスバーを叩くシーンがあったが、0ー0のまま折り返す。

しかし、後半は立ち上がりから動いた。

47分、左サイドからヤヌザイがクロスを上げると、ニアでDFの頭をかすめたボールがファーへ。これを香川がヘディングで狙うが、GKに止められた。それでも、弾かれたボールをバレンシアが押し込んで、ユナイテッドが先制する。

後半は香川も決定的な場面に頻繁に顔を出した。53分には、ペナルティーエリア手前で自らフィニッシュ。これはバーの上に外れるも、存在感を示す。

59分には、香川も絡んで右サイドからクロスが入り、こぼれ球をエブラがシュート。ゴール前にいたウェルベックがこのボールのコースを少し変えて、2点目を挙げた。

香川は66分、左サイドからのクロスでビッグチャンスを演出。ファーサイドに完璧なクロスを供給したが、フリーで走り込んだスモーリングが当てそこね、枠の上に外してしまった。

不運にもアシストをつけられなかった香川は、その10分後にゴールのチャンスを逃す。カウンターのチャンスでパスを受けた香川はペナルティーエリアに入ったところでDFをかわしたが、切り返した後に少し時間がかかってしまい、絶好機を逸した。

それでも、ユナイテッドは2ー0のまま逃げ切り、2014年初白星。ようやく求めていた結果を手にした。

Goal.com

KANZENからのお知らせ

scroll top