本田圭佑デビュー戦の前に、覚えておきたいミランのチャント

2014年01月12日(Sun)11時42分配信

text by いとうやまね photo Kazhito Yamada / Kaz Photography
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罰金対象になるコリ・コントロ

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ミランでは標的にされやすいバロテッリ【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 相手を揶揄する歌は、世界中どこにでもあるし、今にはじまったわけではない。ただし、近年は可能な限りそのようなことは「排除すべき」という流れになっている。これは歌やコールだけでなく、横断幕やゲートフラッグの文言もしかりである。

 そのさじ加減は、国際試合になれば、UEFA管理委員会が、各国リーグはそれぞれの協会が審議する。セリエAの場合は、セリエA・スポーツ裁定委員会が調査に入り、しかるべき罰を与えることになっている。

 ミランの場合、マリオ・バロテッリやケヴィン・プリンス・ボアテングといった、黒人選手が、他クラブのウルトラの標的にされる。敵はインテルだけではない。節を付けて名前を連呼し、猿まねのような「ウッウッウッウッ……」という奇声を続ける。間にmerda(くそったれ)やscopare(ファック)やもっと凄い単語をちりばめたりもする。

 昨年5月に開催されたASローマ戦では、バロテッリへの差別コリで、ローマ側が5万ユーロの罰金と一試合のホームクルヴァ閉鎖を科された。この時は、主審が約2分間試合を中断するという事態になっていた。

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