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2014補強診断 10年前

鹿島アントラーズ、2014補強診断。戦力上積みなく、名門復活へ大きな不安

text by 編集部 photo by Asuka Kudo / FootballChannel

補強ポイントに選手は獲得しているが…

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トニーニョ・セレーゾ監督【写真:工藤明日香/フットボールチャンネル】

 新戦力で注目の赤崎は、関東大学リーグで2度得点王に輝き、昨シーズンには特別指定選手としてJ1デビューも果たした即戦力。ルーキーとはいえ大卒の22歳で、1年目からの活躍に意欲を示している。

 キャンプでも評価を高めており、ダヴィとの2トップ定着に期待したい。さらに、遅攻では活かしにくいダヴィの状態次第では一気にエースの座を手にする可能性もある。

 さらに、本職ではない中田浩二が務めるなど人材難の左SBには、磐田から山本脩人を獲得。ジュビロ磐田では定位置を獲得出来なかったが、サイドバックとしては左右でプレー可能で、選手層に厚みを持たせる補強となった。また、定位置奪取に燃える新選手会長の前野貴徳と切磋琢磨すれば、チームにとって大きなプラスとなりそうだ。

 こちらも補強ポイントだった守備的MFには、ルイス・アルベルトを獲得。183センチ、80キロと大柄で玉際に強く、小笠原と柴崎の守備面での負担を減らせる存在となりそうだ。とはいえ、来日以降コンディション調整に苦しんでおり、開幕までにベストな状態に出来るかが懸念される。

 さらに、帝京大学可児高からU-17日本代表MFの杉本太郎も獲得。2012年のU-16アジア選手権でMVPを獲得した有望株で、世代交代を図るクラブにとっても大切に育てていきたい逸材だ。

 その他、新卒では千葉国際高からブラジル人FWのカイオを獲得。快足を生かしたドリブル突破が武器で、アピール次第ではジョーカーとして定着できる可能性を秘めている。

 放出選手を見ると、中盤ではジュニーニョが退団。昨季、大きな期待を背負って加入したものの、真価を発揮できずに終わった中村充孝の奮起に期待したい。DF陣では、長くチームを支えた岩政がタイへ移籍したものの、山村和也が先発に定着。植田直道や昌子源といった有望株が控えており、新戦力の獲得は無かった。

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