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アジア制覇への道のり。ACL第2戦、Jリーグ勢はラブ、ディアマンティらを抑えられるか?

text by 編集部 photo by Getty Images

注目カードは、横浜F・マリノス対広州恒大!

 山東魯能は、サンパウロからFW・アロイージオを補強し、ワグネル・ラブ、モンテージョといった屈指の強力助っ人を擁しているだけに、セレッソとしても決して簡単な戦いにはならないだろう。オーストラリアで試合をする広島は、Jリーグ第2節を終えたその日に移動。タイトなスケジュールで試合をするだけに、相手よりもコンディション調整がポイントになりそうだ。

 12日は、白星スタートの川崎フロンターレがアウェイで韓国の蔚山現代と対戦。蔚山は元鹿島アントラーズの増田誓志、元ガンバ大阪のラフィーニャといった元Jリーグ選手も居るが、警戒すべきはやはり196センチの巨漢FW・キム・シンウク。Kリーグの年間MVPにも輝いたことがあり、その制空権の強さと得点力をどう抑えるかがカギとなるだろう。

 なんといっても注目カードは、横浜F・マリノスがホームで対戦する中国の広州恒大戦だろう。マルチェロ・リッピ監督が指揮を執り、昨年はACLを制覇。いまはアジア最強クラブとなった広州恒大は、今年はコンカに代わって、ボローニャからイタリア代表ディアマンティを獲得した。

 グループステージ第1戦ではオーストラリアのメルボルンが2点を先行する展開になるも、そのディアマンティの活躍もあり終わってみれば4-2で圧勝。その攻撃力の高さを見せつけた。Jリーグで開幕から2試合連続無失点勝ちのマリノスがこのアジアトップの攻撃陣にどう立ち向かうか。

 初戦を落としているマリノスは、ここでも黒星を喫するようだと、2位以内が早くも苦しくなりかねない。ホームで勝ちにいく姿勢が求められる。

【了】

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