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戦術が迷走したマンU監督、力不足を認める。「理想とするレベルにない。常に私がチームの責任をとる」

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「我々は彼ら(シティ)のようなレベルに達することを熱望している」

「クレバリーは負傷したため交代させた。先制されてからは苦しい上り坂となったが、相手の攻撃を止める解決策や、ゴールを奪う解決策を模索した。前半はいい形で終えられたが、後半いいスタートを切れたとは思わない。

 相手は非常に強かったし、我々は彼らのようなレベルに達することを熱望している。我々はもっといいプレーを見せなくてはならないし、まだ理想とするレベルに達していない。

 チームの責任は私にあるし、常に私が責任をとる。誰もが理想に達するまでに時間がかかると知っているし、私もそう認識している。当初から間違いなく厳しいシーズンになると思っていたが、今いる状況よりも上位を争うと見込んでいた。

 どんなクラブも再建はするが、我々には時間がかからないことを願う。チームには質の高い選手がたくさんいるし、最高峰の代表選手が多い」

スカイスポーツの解説者、グレアム・スーネス氏は次のようにユナイテッドを評した。

――グレアム・スーネス解説者(元リバプールMF/スコットランド代表)

「今季、ユナイテッドに残されたのはチャンピオンズリーグ(CL)であり、今後はその結果次第になる。彼らは世界最強と称されるチームと対戦するし、簡単な試合にはならない。バイエルンが7試合を残してブンデスリーガを優勝したのは驚きだ」

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