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香川真司 10年前

香川真司、マンUでの絶大な影響力。両チーム最多67本のパス、4得点生んだポジションチェンジ

前節ヴィラ戦に続いてアシストを記録した香川。左サイドで先発したものの、アクシデントによって右サイドへ。そのポジション変更がもたらした周囲への影響とは。

text by 海老沢純一 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

ルーニーの不在。マンUはCLを見据えたメンバー

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香川は2列目でスタメン出場【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 前半17分、アシュリー・ヤングが負傷によってアドナン・ヤヌザイと交代。左サイドで先発していた香川真司は、この交代によって右サイドへ。そして、このスイッチが香川自身にもフアン・マタにもハビエル・エルナンデスにも功を奏した。

 今シーズンは不甲斐ない結果が続き、多くの批判を集めるユナイテッド。しかし、アウェーでの成績は16試合で9勝3分け4敗の勝ち点30。なんと、リーグトップの成績を上げている。

 そんなユナイテッドだが、セント・ジェームズ・パークに乗り込んだこの試合は今季絶望となっているロビン・ファン・ペルシーに加えて、ウェイン・ルーニーも負傷欠場となった。

 さらに、チャンピオンズリーグ・ベスト8のバイエルン・ミュンヘン戦に挟まれた試合ということもあって、アンデルス・リンデゴーアがリーグ戦で今季初先発するなどメンバーを一部変更。ハビエル・エルナンデスをセンターフォワードで起用し、2列目には左から香川、マタ、ヤングが先発した。

 一方、ここまで0-3、0-4と大量失点での連敗を喫しているニューカッスルは、立ち上がりから積極的な姿勢でユナイテッドを上回るパフォーマンスを見せていた。

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