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香川真司 10年前

「交代するまで目立たない」。現地が香川を酷評、最低点並ぶ。来季の移籍示唆するメディアも

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography , Getty Images

「ギグスに輝くチャンスを与えられたが、自分をアピールすることに苦しんだ」

ユーロスポーツ(テレビ局)=5点(低評価=両チーム全選手(サブ含む)の中でフレッチャーと共に最低点タイ)

マンオブザマッチ=ショー(サウサンプトン)

――ユナイテッドのスタッツ
・ユナイテッドはプレミアリーグ史上最低勝ち点を記録した。
・シーズン終盤戦の4試合を指揮したギグスの勝率50%はファーガソン、モイーズ、バスビーを下回るものとなった。
・香川とフレッチャーはサウサンプトンのプレスに圧倒された。

 ユーロスポーツも香川に厳しい評価だ。そして今季が終了ということで、シーズンをスタッツで振り返っている。この一年がプレミア創設(1992-1993)以来最低の勝ち点であり、監督がギグスに代わっても成績は良くならなかったことに触れている。

マンチェスター・イブニング・ニューズ(地方紙)=4点(赤点=最低点):これがユナイテッドでの彼の最後のパフォーマンスになったのか? ギグスに輝くチャンスを与えられたが、自分をアピールすることに苦しんだ。ファーガソンもモイーズも彼のベストを引き出せなかった。ファン・ハールはどうか?

 地元紙も手厳しい。監督が代わってもアピール不足であることを指摘している。また「最後のパフォーマンス」という表現は移籍の可能性を示唆していると言えるだろう。

メール(全国大衆紙)=4.5点(赤点)

マンオブザマッチ=ショー

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